新・駅長日誌

年明けから駅ノートのネタが続いてる事からして、今年の傾向が暗示
されてしまったような気がしますが、対象が段々と遠くなるので大変だな
と思っておりますクラ駅長です。

そんな中、南海高野線の紀伊神谷駅の駅ノートが復活したという話を
聞きました。一応関西のソレは全部押さえておきたいので、年末に行く
事になったんですが…



前夜から関西の内陸部は広範囲で、矢鱈と濃い霧が発生してたんです。
下手すると視界不良で電車が止まるレベルですな。

朝になってもナカナカ晴れなかったのですが、朝に霧が出た日の日中
は、概ね暖かいイイお天気になるので、ソレを期待して出掛けます。

紀伊神谷は高野山へ行く途中、終点の極楽橋の１つ手前の駅です。

最終区間に入る橋本まで、鉄道でも奈良からだと幾つかのルートがある
のですが、今回はあまり乗らない近鉄長野線で、河内長野まで行って
みましょう。…940円か。株主優待券の買取価格より微妙に安いな。



河内長野は唯一、近鉄と南海が出会う駅ですね。…難波もそうだけど
離れすぎてるから車両のツーショットは撮れないでしょ。

…古市～橋本辺りで相互乗り入れだったら面白いのですが。



現在、高野山のケーブルカーは車両の入れ替えに伴う工事で、長期間
に渡って運休しています。…なので極楽橋までの特急「こうや」は全て、
橋本止まりの「りんかん」として運転されるんですよ。

元々「りんかん」は周辺の住宅地からの通勤特急みたいな存在なので、
全部がソレになってしまうと休日や日中は乗車率が落ちるのでしょう。
盛り上がりに欠ける感じで空いておりました。

…ダイヤとしてのメリットもナイので、今回は急行でイイや。



そんな感じで橋本。ココから極楽橋行きの普通列車に乗り換えます。
…特急以外の直通列車ってのは意外と少なく、ラッシュ時間帯に少し
ある程度でしょうか？恐らくは橋本以南の駅の有効長の問題かと。

観光列車の「天空」も運休してますが、窓が大きく転換クロスシートの
観光地向けな車両でした。…「２両単位・２扉・クロスシート」の車両を
見ると「大井川鉄道で使えそう」と思ってします悪い癖がありますね。

高野山へはココからと途中の高野下から、代行バスが走ってるそうな。



場所が場所だけに時間が掛かります。半径100mのカーブと50‰の勾配
を繰り返しつつ、約50分掛けて紀伊神谷に到着しました。

…橋本と比べて標高が400ｍ近く高いのか。霧の後の晴天は今回も正解
でイイお天気になってきましたが、やはり高地なだけに寒いですよ。

※→次回に続く

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