新・駅長日誌

…本日は千葉県千葉市よりお送りしておりますクラ駅長です。



昨日は「船橋ヨシヨシ会」という事で、朝からピカチュウ親方といすみ市
の「いすみポッポの丘」を見学に行き、夕方から石崎相談役を交えての
宴会となりました。

お二方には楽しいひと時を作って頂き、ありがとうございました。久し振り
に遠出した甲斐がありましたよ。
 
さて新たな報告です。毎度の「近場ネタ」なんですが今回は三重県の
四日市あすなろう鉄道に行ってきました。

元々は地元の軽便鉄道からスタートし、ソノ後は近鉄の１路線となった
ものの、2015年から再び経営分離して現在の名前になったという、地味
に複雑な歴史のある路線です。

奈良県在住の私は、まず「近鉄から乗り潰そう」と発想したので、ココは
高校生の頃に完乗しておりました。
…あれから30年、流石に色々と変わってるだろうし、改めて見に行くのも
面白いかなという事です。
 
要するに今後「暫く乗ってナイなあ」という路線をネタとして採り上げる
かも知れないと言う、些かラク出来る発想が出てしまいましたよ。



そんな感じで四日市駅からスタートします。会社が移管して駅名が
「あすなろう四日市」と変わったようです。

近鉄の高架下にあるのは以前と同じでした。そして近鉄から乗り換える
には、一旦改札を出ないと行けません。コレも昔と同じかな。



同社の路線はココから内部（うつべ）までの内部線と、途中の日永で
分岐して西日野までの八王子線の２本。

それぞれが30分毎の運転だから日永までは15分間隔という、ローカル
私鉄にしては頑張ってる状況ですね。

勿論単線ですが、四日市駅では行き先ごとに乗り場を分けてあります。
島式ホームが１本なのに、番号は９番線と10番線。

…コレは近鉄時代からの名残りなんですが、そもそも近鉄の四日市駅
は６番線までしかナイんですよ。７と８はドコへ行ったのか？



そんな事よりココが有名なのは、今では殆ど見られなくなった軽便規格
の762mmゲージが残る路線であるという事でしょうね。
社名の「あすなろう」には「ナロー…narrow」も掛かってるんでしょう。

ホームも低いので、落ちても手を使わず飛び乗れそうな感じです。



コレだけ頻繁に走ってれば、特に計画を立てずとも乗れますから、適当
に来た電車に乗ろうという事で、まず来た内部行きに乗る事にしました。

ラッピングで描かれている謎の小坊主さんは、四日市市のこにゅうどう
くんというキャラクターだそうな。

260系というコノ電車は、1982年に同線の近代化のために近鉄が用意
した車両でして、ソレまでは昭和初期の旧型電車が走っておりました。

…しかし昭和50年代の製造だというのに吊掛式！古い車両は不随車
として使い回してますから、構造を合わせる必要があったんでしょう。

という事で、小さな電車の小さな旅がスタートしますよ。

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