新・駅長日誌

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幻の五新線!…を探る ③

2018/02/03(Sat)

父親が亡くなり、まず年金の切り替えなどが一段落した所で、続いて
土地や預金の相続に関する手続きに入りつつありますクラ駅長です。

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…近所の方に紹介して頂いた司法書士さんの指示で、まずは両親と私
戸籍集めからなんですが、父は奈良県明日香村の生まれなのです。

地元の市役所だけでは揃わず現地まで行く羽目になりましたよ。

しかし遠いけど田舎なので、そもそもの人口が少ないですから、窓口
なんかも空いてて奈良市役所激込みを待つよりカナリ楽です。

さて五新線ですが、車が入れる入口を探して国道168号線を南下します。

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具体的な目印挙げにくいのですが、途中に野原地区の南側の集落
へ登る脇道があり、コレを進むと右のような交差点に出ました。

例の曖昧な「市有地」を示す看板がありますが、交差点の形状鉄道
の何か
に似てますよね。…はい、踏切そのものじゃナイですか。

ホントに入っちゃダメなら、扉に鎖でも巻いて施錠しておけばイイでしょ。
そうなってナイという事は黙認されてる?と考えてしまうワケですよ。

…では何となく緊張しますが、いよいよ五新線を直に走ってみます

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先程の専用道路入口まで、出来るだけ戻ってみた所、まずは左のような
アーチ状の跨線橋がありました。掘割になった部分を線路が通る(予定
だった)ので在所間の連絡に作られたモノだと思われます。

そしてカナリ錆びてますが、道路用「警笛鳴らせ」の標識。
…明らかに鉄道のソレとは違うから、バス用に使ってたんでしょうね。
場所によっては集落の建物や畑柵なしで隣接してる部分があるので。

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元々が鉄道用に造られたルートなので、ソレほど急なカーブや勾配
なく見通しの利く直線区間が多い感じでした。

レールが敷かれなかったクセに、柵が枕木の再利用ってのが何とも。
そして随所に交換用広くなった箇所がありますね。

バス同士ならイザ知らず、普通車なら単線区間でも適当にスレ違える
ワケですが、折角だから対向車が見えた所待ってみましょう
…見ての通り、地元の方と思しき軽トラックなどは普通に走ってます

バスどんなダイヤだったのか、今となっては分かりませんが、途中で
交換設備が必要ほど走ってたのかな?1閉塞で足りそうだけど。

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途中に一般道との交差点鉄道なら踏切に当たる所がありますが、
線路とは一般道の方が優先、つまりバスが一旦停止する格好
だったそうですよ。

元々、双方に自動車が走る事を前提としてナイので、左右の見通し
が悪い所もあります。カーブミラーをよく見ましょう。

そんな感じで、取り敢えずは走れる所まで走ってみる事にします。



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No.3996 鉄道廃線跡を探る