新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

天理軽便鉄道を探る ④

2017/12/27(Wed)

…一昨日の事になりますが、実父が84歳にて他界しましたクラ駅長です。
昨日通夜今日告別式という事になりますが。

私は両親が39の時に生まれたので、世間の同世代の親御さんよりも
カナリ高齢かと思います。…昭和8年生まれってとD51や63型電車より
古い
んですから(つまり母親元気だけど同じ歳)。

現役時代中学校の教師(英語担当・卓球部などの顧問)を務めた人
で、定年後も小さな児童館の館長先生として嘱託で勤めておりましたが、
私と違って創造性のある趣味持たず、完全リタイア後は家に籠って
テレビを見てるだけになり、一気に老け込んで認知症みたいになって
おりました。

交友関係は広かったものの、誰かがお膳立てしてくれないと動かない
と言うか…周囲も同じように高齢化するとソレも難しかったのでしょう。

親が自分より先に死ぬというのは当たり前の事であり、少し前から
覚悟は出来ておりました世間的に恥ずかしくない送り方をしてやれば
ソレで充分かと思いますので、なるべくネット的な日常は乱さずに行こう
と思います。皆様におかれましても、お気遣いは無用ですので普段通り
に構って頂ければ結構です。

という事で天理軽便鉄道です。安堵町西安堵という地区に来ました。
…ココに安堵駅が存在したというハナシなのですが…

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廃線跡は、左の画像の矢印の部分…手前に見える駐在所の建物裏
路地のような道だそうですが、半世紀以上が経ってしまうと痕跡は
ナイですね。

安堵駅の様子に関しては、後から行く資料館詳しく知る事が出来
ました。駅っても軽便鉄道ですから、バス停に毛の生えた程度です。

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更に廃線跡の路地を進むと、空き地に大量の猫除けペットボトルが。
猫に優しくナイ町なのね。

現在はバス(一応は代行って事になるのか?)が走る県道を挟んだ
反対側に、町役場公民館消防署などが集まっており、町の中心部
 になるようです。

…思い出した。ココ、テレビの取材の仕事で来た事あるわ。

ある年の安堵町で、熱中症になった老人がそのまま死亡するという
事故?があり、よくある後追い資料映像みたいなので、テレビ局のカメラ
マンの人を乗せ、病院の救急入口の映像を撮って、消防署に停まってる
救急車の映像を撮って…というのでした。楽な仕事ですな(どっちが?)。

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そんな事を思い出しつつ暫く歩くと、安堵町歴史民俗資料館という看板
が出てきます。

元々は庄屋さんの屋敷だったという古民家を利用した資料館で、ソノ
名の通り安堵町の歴史的な遺物が展示されてるのですが、天理軽便
鉄道
に関する展示もあるらしいと聞きました。

20171227g.JPG 20171227h.JPG

基本的には平日に適当にウロウロする私の取材ですが、こういう施設
がある場合は休館日に気を付けて…ココの場合は火曜日外して来る
ように調整してあります。

天井の高い土間がある造りは、ドコの田舎でも農家なら大体こんな感じ
でしょう。この辺は適当にスルーして、軽便鉄道の展示があるという土蔵
の方へと向かいます。

→次回に続く



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No.3958 鉄道廃線跡を探る