新・駅長日誌

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加計駅跡地とキハ28 ②

2017/06/16(Fri)

ソレほど頻繁ではありませんが、仕事で大阪市内へ行く事があります。
月に数回の感じでしょうか?殆どが夜だわな。

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大阪はとにかく車線も車も多いし、そもそも運転してる皆さんの人間性
奈良とは違うので、恐いイメージの方が大きいクラ駅長です。

往路は大抵、第二阪奈道路という、生駒山トンネルでブチ抜いた
有料道路を走るのですが、帰りの道路代が出ないので復路昔ながら
の阪奈道路を戻るんですよ。

…コレがまた、走り屋の皆さんが喜びそうなヘアピンカーブの連続!
「峠を攻める」という事が仕事の一部になるとは思いませんでしたね。

さて加計駅跡地です。
当日は色々と、複合的なイベント状態になってたワケですが、必然的に
メインの出し物になっちゃってるキハ28の保存車を見て行きましょう。

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加計駅そのものは、先述の島式ホームの一部を残して撤去&再開発
されておりますが、駅から三段峡方向にある線路が、目測で100m少し
残されており、キハ28ココを走ります

片運転台の車両なので、帰りは後進で戻ってくる恰好になりますが、
保線用の小型機関車も一緒に保存されてるので、場合によっては
帰りはコレで牽引する事もあるそうな。

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些かの経年劣化は仕方ナイですが、今でも見られる「山口色」ですね。

そもそも可部線は、基本的にはキハ40系などで運行されてたので、
キハ58系が入るのは臨時列車の場合に限られたそうです。…ソレで
かどうか、方向幕「臨時」。まぁコレが走る事自体が臨時かな。

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車番はキハ28の2394号
キハ58系のうち、エンジンが1基のみ
のタイプです(58は2基)

奇しくも安野駅のキハ58554号と同時期
長編成対応型。後に冷房用の発電
エンジン
を積んだ事により、元の製造
番号に2000を加えた番号
になります。
いすみ鉄道のアレと同じですね。

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サボは色々あって適宜に取り換えてる
ようです。上記の「三段峡観光号」は、
行楽時期定番の臨時快速でした。

国鉄時代の時刻表を見るに、やはり
基本的には電化してる可部までが
電車
で、以遠は乗り換えのパターン
が多いものの、広島からの直通も、
日に3往復程度見られました。

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列車名サボはコレまた適当な感じですが、「だいせん」中学生の頃に
一度だけ20系充当の夜行に乗った事があります
昼夜両方が存在した急行列車なので、昼行は当然にキハ58系でした。

…私の経験上こういうイベント列車の場合、手持ちのサボを持ち込んで
係の人に頼めば、付けさせて貰えるケースが多いんですが、今回はソコ
まで発想しなかった
ですね(…訊いてナイので実際の可否は不明です)。

では折角ですから、実際に走る気動車乗せて頂く事にしましょうか。

→次回に続く



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No.3764 鉄道保存施設を探る