井笠鉄道を探る ②
2017/04/17(Mon)
…小学校の理科で習うハナシですが、
地球の「地軸」というのは23.5°程度
傾いてるので、季節によって太陽が昇る
位置も変わりますよね。
私が住んでるアパートは窓が東に向い
てるので、朝陽もコチラ側から見える
のですが、やはり春分と秋分の時期に
太陽が窓の中央に来るらしく、コノ前後
が最も眩しいという事に気が付きました
クラ駅長です。
…しかも布団の枕の位置と、カーテンの中央がほぼ一致するのです。
寝過ごす危険性はナイものの、遅くまで寝たい時などに困りますね。
さて井笠鉄道ですが、高架下の保存車
を見てる時に、一件気になるモノを発見
しました。
車体と垂直方向に走るコノ線路跡です。
…目測ですが一般的な軽便鉄道と同じ
762mm。踏切にありがちなガードレール
も見えます。元々ココに引き込み線でも
あったのか?という推測になりますよね。
しかしココで、山陽本線の笠岡駅との位置を比べてみますと…。
左が、保存車がある公園の真上の道路から見た笠岡駅です。…ココ
から北の方向へ走ってた井笠鉄道は、当然の事に一番北のホーム、
1番線の反対側(黄色の↓…0番線の位置)から発着していました。
ちなみに、今でもホームの端っこにソノ痕跡が残っています(画像右)。
線路があった場所は駐車場になってるようですが。
…コレは後から行った記念館にあった写真ですが、C62が山陽本線
から引退したのが昭和45年だそうで、恐らくソノ「さよなら運転」を
撮ったモノでしょうね。…隅っこに井笠鉄道の気動車が写ってます。
国鉄の線路を跨いだ位置にも井笠鉄道の引込線があった?とは流石に
考えにくいのですが…じゃあコレは何なんでしょう?
些かの謎を残しつつ、現代の笠岡駅から井笠鉄道を探る旅に出発です。
市街地の道路を少し走ると「鬮場」という地名の場所を通ります。
…「くじば」と読みますが、他で見た事のナイ難しい字ですね。かつては
ココに鬮場駅があり、車庫もあったそうな。
目一杯拡大すると「鬮」。くじ引きの「籤」と同じ意味だそうな。
…つまりはココで何らかのくじ引きでもやってたのかしら?
市街地が切れると田園風景が広がりますが、地図で見るとコノ辺は2本の
県道が並行して走ってる事が分かります。
赤が田んぼの真ん中を通る広い道、青が集落を縫うように走る狭い道。
…明らかに旧道とバイパスなのですが、県道番号が違うし、こんなに
接近して2本も必要ないワケでして…赤の方が井笠鉄道の線路跡という
事が明らかですよね。
間もなくして駅が記念館として保存されている新山に到着です。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
地球の「地軸」というのは23.5°程度
傾いてるので、季節によって太陽が昇る
位置も変わりますよね。
私が住んでるアパートは窓が東に向い
てるので、朝陽もコチラ側から見える
のですが、やはり春分と秋分の時期に
太陽が窓の中央に来るらしく、コノ前後
が最も眩しいという事に気が付きました
クラ駅長です。
…しかも布団の枕の位置と、カーテンの中央がほぼ一致するのです。
寝過ごす危険性はナイものの、遅くまで寝たい時などに困りますね。
さて井笠鉄道ですが、高架下の保存車
を見てる時に、一件気になるモノを発見
しました。
車体と垂直方向に走るコノ線路跡です。
…目測ですが一般的な軽便鉄道と同じ
762mm。踏切にありがちなガードレール
も見えます。元々ココに引き込み線でも
あったのか?という推測になりますよね。
しかしココで、山陽本線の笠岡駅との位置を比べてみますと…。
左が、保存車がある公園の真上の道路から見た笠岡駅です。…ココ
から北の方向へ走ってた井笠鉄道は、当然の事に一番北のホーム、
1番線の反対側(黄色の↓…0番線の位置)から発着していました。
ちなみに、今でもホームの端っこにソノ痕跡が残っています(画像右)。
線路があった場所は駐車場になってるようですが。
…コレは後から行った記念館にあった写真ですが、C62が山陽本線
から引退したのが昭和45年だそうで、恐らくソノ「さよなら運転」を
撮ったモノでしょうね。…隅っこに井笠鉄道の気動車が写ってます。
国鉄の線路を跨いだ位置にも井笠鉄道の引込線があった?とは流石に
考えにくいのですが…じゃあコレは何なんでしょう?
些かの謎を残しつつ、現代の笠岡駅から井笠鉄道を探る旅に出発です。
市街地の道路を少し走ると「鬮場」という地名の場所を通ります。
…「くじば」と読みますが、他で見た事のナイ難しい字ですね。かつては
ココに鬮場駅があり、車庫もあったそうな。
目一杯拡大すると「鬮」。くじ引きの「籤」と同じ意味だそうな。
…つまりはココで何らかのくじ引きでもやってたのかしら?
市街地が切れると田園風景が広がりますが、地図で見るとコノ辺は2本の
県道が並行して走ってる事が分かります。
赤が田んぼの真ん中を通る広い道、青が集落を縫うように走る狭い道。
…明らかに旧道とバイパスなのですが、県道番号が違うし、こんなに
接近して2本も必要ないワケでして…赤の方が井笠鉄道の線路跡という
事が明らかですよね。
間もなくして駅が記念館として保存されている新山に到着です。
※→次回に続く
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.3704 鉄道廃線跡を探る