新・駅長日誌

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パレオエクスプレス ⑦

2016/12/10(Sat)

…昨日は「そろそろ空いてきたかな?」という事で、京都鉄道博物館
探りに行っておりましたクラ駅長です。
 
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周知の通り、元は大阪の弁天町にあった交通科学博物館と、梅小路の
蒸気機関車館を合体させて、今年の4月にオープンした施設なのですが、
ウワサ通りに巨大かつ充実した施設で驚きましたよ。…詳細は後日ね。

さて「パレオエクスプレス」ですが、車窓に秩父の名勝の一つ、武甲山
見えるようになると、間もなく終点の三峰口です。

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武甲山というのはソノ昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が自らの甲冑を
コノ山に奉納した
事に由来する名前だそうです。…っていきなり古代史だ。
ご当地の産業である石灰石が採れる山なので、地形が侵食されて山肌が
段々状態になってますな。

…コノ辺りの知識は、車内放送繰り返し流れるご当地出身の落語家
林家たい平さんの観光ガイドアナウンスから得たモノです。

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三峰口に着くと、機関車C58363は客車を切り離し、整備のために
奥の留置線に移動します。

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…先述の林家たい平さんの案内では、
「到着後に機関車の整備駐車場
行います…」みたいな表現だったので…

「は?留置線でなく駐車場?原稿ミス
じゃね?とか思ってたのですが、ホーム
の続き
(自動車の)駐車場になってる
のね。 …私の早とちりでした。

ではソノ整備作業見に行きましょう

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石炭は恐らく、往復で使う量元から積まれてるモノだと思われます。
ココでやるのは総量の全体を前に移し、帰路で投げ入れやすくする
ための準備でしょうか?

ソレと連結棒などの駆動部への注油。こんなに短時間ごとに行うもん
なんですね。知りませんでしたよ。

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そして給水ですね。一般的に蒸機機関車は、石炭6倍~7倍程度
消費します。…だから数百キロをノンストップで走る「特急つばめ」には
特別設計の水槽タンク車が必要だったワケなんですが。

ココでは帰りの分の水を、消火栓みたいな設備からノンビリと補給して
おりました。

終点の三峰口には、当然に機関車の向きを変える転車台も存在します。
続いてはソノ作業を見に行く事にしましょうか。



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No.3576 乗り鉄日誌>地方私鉄