新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

デハニ50体験運転 ⑥

2016/05/15(Sun)

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…そんな感じで名古屋まで車で行く
でしょ?以前はホテル近くの駐車場
「もどき」を置いてたのですが、最近は
大曽根まで直行する
ようになりました
クラ駅長です。

当日の4時ぐらいまでに社長の衣裳
発表されてれば問題ナイのですが、
ギリギリになるケースが多いもんで。

駐車料金としては変わらないので、ドコに駐めても同じ事なのですが、
翌日に取りに来ないとダメ。…という手間が発生しますわな。

気楽にやってるように見えますが、舞台裏では色んな雑事があるのです。

さてデハニ50です。
長らく引っ張りましたが、いよいよ私が運転する番です。大丈夫かな?

…まず運転席ですが、前後がカナリ狭いです。
   
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私が太いというだけではナイような
気がしますが…戦前の運転士さん
みんな小柄だったんでしょうか?

ともあれ、カッコだけは決まってます
でしょ?

事前の講習で聴いたハナシによると、
デハニ50のブレーキには「重なり位置」
というモノが存在します。

20160515d.JPGブレーキを緩めて加速したら、すぐに
コノ「重なり位置」持っていく
だから開放の位置で走ってる時間は
殆どありません

ハンドルがコノ位置にあると、当然に
ブレーキユルく掛かった状態のまま
でしょうから、速度が早く落ちるんです。

(※逆に制動→重なり…と動かすと、
ブレーキが徐々に緩んでいくらしい。)

たかやっしーが言ってた特異性ってコレの事ですか!

とか何とかアタマで考えても仕方ナイので、とにかく走らせてみます
私とYくんのお父さん(当人は膝の上)、マスターコースのお2人で交互に
コースを2往復ずつしました。

20160515c.JPG 20160515e.JPG

加速はまぁ簡単なんですよ。低速ながら、吊掛モーターの低い音
響いて心地イイ瞬間ですね。…で問題はブレーキです。

その「重なり位置」を中心にして時計方向が緩め反時計方向が制動
なので、微調整を繰り返して停止位置に着けるのですが、やはり気動車
とは感覚が違いました


講師の先生からは「圧力計を見て調整するように」と言われましたが、
コレも結構な驚きと言いますか…実際の運転では、見るべきはメーター
でなく前方だと思うんですよね。まぁ初心者向けだからの事でしょうが。

4回目になると、カナリ思った通りに動かせるようになり、「かなり上手く
なりましたよ」
という評価を頂きしまたが、そんなタイミングで終って
しまう
のがマーフィーの法則でしょう。

20160515f.JPG
あとの時間はマスターコースの常連さん
模範演技を見てたのですが、同乗してる
アテンダントのお姉さんが突然、「じゃ、計測
行きまーす」
と宣言。

ぇ、何するの?と思ったら、金属製の棒
やら巻尺を取り出して、停止位置を測ってる
んですよ。あと、金属製の重りみたいなのを
運転席に立てて、制動時のショックを計る
アレも出てきました。

マスターコースは、5回目以降からこのような
オプションが付くんだそうな。

…空き時間に、その常連さんの1人少しハナシを訊いたのですが、
彼は東京から来た人で、今回が194回目の参加になるそうです。

回数によって、車庫内に名前のプレートが掲示されたり、特製の名札
が貰えたりもするとか…初心者の私にはイキナリ驚かされる人でした。

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初体験Yくん一家は、自分の出番が終ったら下車したのですが、
マスターコースは人数に余裕があれば追加も出来るようで、
お2人とも「どうします?」「じゃ追加で」って感じて引き続き運転

…コレはもう、釣り堀とかゴルフの打ちっぱなしぐらいの感覚なのかも
知れませんよね。私が駅に戻っても、デハニ50ひたすらウロウロ
駅の方から見るとこんな感じです。

20160515j.JPG 20160515i.JPG

という事で無事に体験運転が終わり、後日になって記念写真修了証
が郵送されてきました。

…すいません、私も完全に「あっち側」の人にしか見えないですよね。
最初に顔写真を撮る時に、持参した制帽を着用したので、修了証も
そんな感じです。

本来、1日コースは15時までの予定ですが、人数が少ないので13時半
には終ってしまいました。ともあれ、貴重な車両を運転出来る機会
だったので、ホントにいい経験になりました
「自分の仕切りで体験運転に参加」という目標も達成出来ましたよ。

コースには同社の1日フリー切符も付いてきますので、折角だから
後の時間は乗り鉄に充てようと思います。



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