新・駅長日誌

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石北本線 ②

2015/09/29(Tue)

カナリ昔…恐らく中学生ぐらいの時、国語の教材か何かで読んだ
エッセイだったと思うのですが、紀行作家みたいな人の文章で…

旅の醍醐味「行き当たりバッタリ」にこそあるもんで、綿密に計画を
立てた旅
というのは、ただその予定を消化するだけにすぎない。

…みたいな内容が書いてありました。
んー、ソレはあくまで時間が自由になる人の意見であって、世の中の
大部分は少ない休日を遣り繰りしつつ旅してますから無茶言うなよと。

私もそうです。たまに予定にナイ行動をしますが、遅れがソノ日のうちに
取り戻せる範囲に限られますよね。それに「予定通りに動ける」という
のは、日本の交通機関が優秀であるという証拠でもあるでしょう。

昔みたいに、夜行列車の通路に新聞紙を敷いて座って行くような事も
難しい時代だしな。…今こんな事を書いたらネットで叩かれまくるような
気がするクラ駅長です。

さて石北本線です。色々あって、コレも当初の予定と違う特急ワープ
ですが、コレとて事前に予定を組み替えて、出発前にレンタカーの手配も
済ませて
の行動ですからね。

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上川で1分停車。広々としたホームに花壇が
美しい駅でした。…旭川からココまでは
区間運転も多いのですが、ココからが大変

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…どうせ特急ワープなので、
ノンビリ駅弁の2食目と行きましょう。
コレも深川で買ってきた
「そばめし俵おむすび」です。

「そばめし」というと一般的には、
細かく刻んだソースやきそばを、
(もしかして関西だけかも?)
ご飯と一緒に炒めたモノを連想しますが
コレは「蕎麦の実」なんです。

蕎麦の実を油で揚げたモノが、味つきご飯に混ざった握り飯と言うか…
香ばしくて美味いんです。
割りやすいように海苔に切れ目があるのも親切ですね。

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列車は段々と、深い山間部に入って行きます。
駅間が長いので幾つも信号場があるのも北海道の路線の特徴でしょう。

…そろそろ白滝シリーズの各駅を通過しますので、スマホの地図アプリ
見ながらカメラを構えてたのですが最初の下白滝失敗して、すっかり
やる気を失くし
後はスルー。…別にいいです、後で来ますから

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そんな感じで遠軽に到着。かつては道東の
鉄道の要衝という感じで、何となく憧れてた
です。ついにココまで来ましたか!って感じ。

石北本線はココでスイッチバック状態となるので、特急「オホーツク」
進行方向を変えて発車して行きました。

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現在は行き止まりになっている方向には、国鉄時代はまず名寄本線
あり、オホーツク海に近い湧別まで行きます。名寄本線はソコから
北へ向かい、紋別を経て名寄まで。
湧別から南へ折れると、別ルートで網走へ向かう湧網線がありました。
…あとはソレに付随する支線が何本かと。

今は点灯する事はナイのでしょうが、のりば案内に「紋別・名寄方面」
の文字が見えてます。北海道へ来ると、こんなハナシばっかりなんです
よね。つくづく国鉄時代に来たかったとしか言い様がナイのですが。

…と「湧網線」って単語がパソコンで変換出来ないのがちょっと悲しい。
時代の流れでしょうね。埼京線とか学研都市線一発で出るのに。

気を取り直してココで一旦下車レンタカーで白滝に向かいましょう



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No.3138 乗り鉄日誌>JR北海道