新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

社員旅行2014夏⑩ 播磨下里駅

2014/06/30(Mon)

青森2日目が終了しましたクラ駅長です。

朝からまず東能代へ出て「リゾートしらかみ」五所川原まで行き、
津軽鉄道を往復です。

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五能線は高校生の頃(JR発足の年)に乗ったんですが、当時はこんな
観光列車なんて皆無に等しい感じでしたよね。時代は変わったもんだ

さて木村鉄道社員旅行ですが…次は播磨下里駅に降り立ちました。

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駅名板には、戦前の右書きの文字の跡が残ってます。
…ホームには美しい花壇が整備されていますね。芸が細かいと言うか。

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ココのボランティア駅長「住職駅長」
畦田さん。…普段は大阪のお寺の
住職を務める、本物のお坊さんです。

他のボランティア駅長と同じく、
週に何度かココに来て「駅ナカ寺院」
称して(駅名から取って「下里庵」という)
説法を説いたりするらしいのです。

…しかしコレが重度の鉄ヲタ!

存在しても不思議はナイのですが聞いた事もナイだけに斬新ですね。
鉄ヲタなお坊さんなのです

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寛いだ気分で。という事でお菓子
出して頂き、お話が始まりました。

「皆さんが今日、ココにお越し頂いた
という
事も全てが『縁』であり、ソレは
鉄道のダイヤ
の如く色々な方向に
繋がっているのです。」


おおー、分かりやすい


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社長も真剣に聞いております

日々のお勤めをする時は、存在する鉄道会社
数だけお焼香をして安全運行と商売繁盛
をお祈りしてるとか?
…じゃあ是非とも、木村鉄道もソコに加えて
下さい。

そして「折角ですから皆さん、お住まいの
路線と最寄り駅を紹介して下さい」という
事になりました。
私も社員の皆さんの全員の分を知ってるワケ
でもナイので、改めて興味を持って聞いてた
のですが…

ドコの路線を振られても畦田さんは決して「知らない」とは言わず
「あー、新しい車両が入りましたよね。」とか一々コメントを下さいます
知識が豊富な上に、慈悲深いお坊さんでもあるようです。

ではココで、播磨下里駅の小ネタも幾つか。

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畦田さんがゴミ箱代わりに使ってる琺瑯製の容器には「工」のマーク
がありました。
…コレはJNRマークより更に古い時代の『国鉄』を表すアイコンです。
明治期など、元々は工部省というお役所が鉄道の建設&運営を担当してた
頃の名残りですね。

と、地元の子供さんが描いたと思しき畦田住職の似顔絵
…似てるし!子供さんの感謝の気持ちとか、慕われてる感じが伝わる
名筆だと思います。

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という事で、1時間少しの滞在で次に移動。
為になるお話をありがとうございました。

車内では乗り合わせた地元の女の子
たち
(中学生?)に社長が色々と
インタビュー


日曜だから色んな客層が乗ってますね。
地域の足としても活躍する北条鉄道ですが
次は何駅長が出てくるんでしょう?



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No.2682 木村鉄道業務日誌