伊予鉄道⑦ 猫に横切られる
2014/03/13(Thu)
私の生まれ故郷は奈良県の田原本町
(たわらもとちょう)という田舎町です。
奈良盆地の真ん中にあって、
鉄ネタとすれば近鉄の独立路線である
田原本線というのがありますが…
コレは何か違う気がするクラ駅長です。
…静岡県熱海市の中心に近い
「たはらほんちょう」という所ですね。
はぁ。
さて伊予鉄道ですが…再び松山市駅に戻って、今度は郡中港線です。
ココは独立した線内折り返しの運用のようですが。
発車すると暫くは、路地裏のような町の中を縫って走ります。
ああっ!ネコに横切られてる!
遠目ですがノロちゃんと同じようなカラーリングですね。
…慣れてるのか悠々と。
電車側も特に減速とか警笛とかナシ。のどかな風景ですなあ。
ずっと乗ってて初めて、元5000系に出会いました。ココでの呼び方は
700型? 一畑でも琴平でも見かけた、コレも名車だと思います。
でも流石に世代交代なんでしょうか、運用は少なめですね。
ソレにしても四国って所は…旅行会社の一番の売れ筋商品が
「お遍路さん」なのか?
こちらは田園風景がメインな感じで、程なく終点の郡中港に到着。
子供の頃の事なので記憶が定かでナイのですが、祖母が聴いてたNHK
ラジオで「私の本棚」という番組があって (小説やエッセイを淡々と
朗読する内容…ソレ自体は今でもあるかも知れません)、宮脇俊三氏の
「時刻表おくのほそ道」 が採り上げられてた事があったんです。
…で、ココ郡中港が出てきた記憶があるんですよね。
「あそこは何もありませんよ。」
「ホントに何もナイですねぇ。」
みたいな、身もフタもない扱いだったような…そのイメージのまま来て
しまいました。 まぁ30年以上前の事だし、周囲も変わってるでしょうが。
…取り敢えず、目の前がJRの伊予市駅です。ソレだけでも充分
「何かある」でいいとは思うんですが、 駅前に「道の駅」みたいな
施設があって、地元の皆さんが賑やかに商売してました。
JRでも松山市の中心部まで行けるので、規模は知りませんが
昔からライバル関係の区間でもあるんでしょう。
こちらは「電車」であり本数も多い事をアピールしてるようです。
…地味に後付けで終電も遅くなったようだし。
イラストの車両は610型、新型の自社オリジナル車両ですね。
そんな感じで伊予鉄道を完乗。…と同時に、
四国島内の鉄道路線を全線完乗です。
まぁ一番少ない所からですがね。
という事で、夜にささやかながら「1人打ち上げ」をやりました。
(ってか毎回どうせ飲みに行くのですが。)
三津浜焼き?…って何やねん?
お好み焼きともオムそばとも違うのですが、そんな感じの生地に
色んな具を選んで包んで焼くような料理です。
取り敢えずビールに合いますね。気になる方は適当に調べて下さい。
ここ最近、またネタが渋滞気味ですので次に行きますが。
次は人生二度目の北海道でございます。
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No.2573 乗り鉄日誌>地方私鉄