新・駅長日誌

いつも使う平城山の一つ隣の駅
木津に関する子供の頃の思い出
なんですが…

当時（国鉄時代）はまだ平城山駅は
存在せず、関西線は奈良－木津－加茂
という並びでした。
で、列車が発車する時のアナウンスに
独特のフシが付いてまして…


○番線、発車致しまーす、
次は加茂っ次は加茂っ次は加茂～～
…又は
次は奈良っ次は奈良っ次は奈良～～

…まぁ字で書いても伝わらないのは承知の上ですが、何かそんな感じで
担当の駅員さんのオリジナルなのか、何かのマニュアルで決まってた
のか知りませんが、古き良き時代を思わせる節回しでした。

…京都方面の「上狛」と片町線の「西木津」はどう言ってたのか
までは知らないクラ駅長です。

「かこみま」「ならやま」「にしきづ」は４文字だから
上のに当て嵌めると語呂が悪いわなあ。
ソノ節回しが気になる方は直接お尋ね下さい。モノマネ致します。
  

さて函館本線ですが…

長万部1744---小樽2042　普通2949D
札ナホ　キハ150×１両

ココからは内陸部に入り、山越えして
日本海側へ出るルート ですね。

優等列車が全て室蘭経由ですから
本線とは言っても普通列車のみが
走るローカル線と化しています。

…客車列車の頃に来たかった区間ですな。

所で、我々の他の木古内からずっと一緒だった熟年男女の２人連れさん
が居たのですが、長万部で女性の方が降りて、オジサン一人になった
ので色々と話しをするようになったんです。

…ご夫婦か、最低でも知り合い同士だと思ってたのですが、
ソノ場で知り合ったアカの他人さんであるという事。
ぇ、だってオバサンの方がずーーーーーーーーっと延々話しまくって、
途切れる事無く会話してた（ほぼ一方通行だが）じゃないですか。
（※宗教やら何やら、旅行や鉄道とは無縁のネタでしたが。）
 
  「んー、実は困ってたんだよね。」

そ、そうでしたか。
愛する人が傍に居ても話かけてはダメ
なのと、どっちがツラいんでしょう？


そんな感じで、社長が一時的に不在に
なったので少し緊張から開放されまして、
乗り合わせた色んな方と話しました。
…18きっぷ利用者の多い季節ですし。

この方も途中で降りましたが、
乗り鉄さんのようです。…いかにも
北海道な車掌室駅舎ですね。しかし
こんな山奥で降りてツブシは効くのか？














段々と暗くなってきますし、降りて撮るにもツラい状況なので
もうこんな感じですが、一つずつ駅を拾って行きます。

…私が子供の頃って、「カタカナ表記の駅はニセコとマキノだけ」
みたいな珍しさがありましたが、最近はソノ法則も崩れまくってますよね。
「越谷レイクタウン」みたいな複合モノすらなかったのに。



 









という事で小樽着。すっかり暗くなりました。
初乗車の区間が夜というのはマイルール違反
なので次回の課題です。改めて来たい町だし。

日本の大きな港の中で、真西に向いて開けてるのは小樽港と
大阪港だけなんですって。だから双方とも夕日がキレイなの。
…大阪港の遊覧船に勤務してた時に案内テープで散々聞いた文句です。
鉄道記念館なんかも見たいしなあ。


時間が限られてます
のでとっとと撮影。

社長も撮ってた
「裕次郎ホーム」
ですね。

…石原裕次郎さん
ですか。
世代的に私らは
日活青春映画の
スターってより、


「西部警察」の小暮課長であり、「太陽にほえろ」の藤堂係長だわな。
人によっては「警察署のデスクで電話番をしてるだけの男はホントの
裕さんじゃない」なんて意見もあるらしいのですが、まぁ仕方ありません。

小樽はソノ「石原裕次郎記念館」もあるでしょ？
…やっぱり改めて来ないとダメですね。

さて、いよいよコノ日の最終行路です。













小樽2056---札幌2142　普通279M　札サウ721系×６両

…西日本で言うと221系ぐらいに相当する世代の車両ですか？
３扉の近郊型なのにデッキがあるのが北海道ですね。

ココからはもう…ホントは海が間近に見える区間があったり、
映画のロケ地になった銭箱駅とかも見たかったんですが…
夜だしカナリの満員状態だし…ずっと３人で雑談してました。
それぞれが社長を知ったキッカケとか、何だかんだと…。
 
そうなると渡辺さんのが８割ぐらいを占めるので、 過去の女性遍歴とか
イベントで豊岡さんがどうしたとか。… ぉ、お疲れ様です。


はい、秋田県の大館を朝６時前に出て、
ようやく札幌に到着しました。

…まさか、こんなに早く来る機会が
来るとは思わなかった北の都です。
でも金曜日という事で、ちゃんとした
ホテルが取れなかったんですよ。

明日は６時出発なのでホントに
「泊まるだけ」の感じだから
カプセルホテルです。…何気に初体験。
しかもススキノのど真ん中です！


じゃあ短い時間ですが、札幌を堪能しに行くとしましょうか。

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