新・駅長日誌

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タカオ先輩の新人教育

2010/08/12(Thu)

このカテゴリーの中では、割と新しい思い出の部類でしょう。
私が就職したての頃の話…
いや、決して「下らない」ワケじゃないですが、一応は思い出話なんで…

私が就職して、一番最初に当たった直属の上司というのがタカオ先輩です。
元々この業界は、バイト上がりとか経験者の多い世界なんですが、
私は全くの初心者でした。だから慣れてる人達から見れば、
全くのド素人で使えない人間の部類である。
周囲から見れば、「使えないヤツが入ってきたもんだ」ってな感じ
だったんでしょう。よく怒鳴られたり理不尽に怒られたりしたもんですが…

先輩は私と同じように穏やかな性格の人なんで。周囲の他の人達とは違い、
分かりやすく親切に教えてくれて、私が下手なりにもそれなりに出来た事は
ちゃんと評価
してくれて、以後は仕事以外でも割と仲良くお付き合い
させて貰ってるワケなんですが、当時習った事…

カップルで来てるお客さんに、料理を取り分けるお皿を持っていくんですが
人数分(カップルだから2人か)、フォークやスプーンを用意するのは
当たり前として、別に「取り分け用」を持って行くんですよ。
その意味として、カップルが料理を取り分けつつ…

女:ハイ、○○くんの分(この時点で自分のを使ってる)。
男:あ、こっちに取り分け用のがあるよ。
女:え、いいよ別に。ウフ。
男:…(意味深な沈黙)。

ってな感じでそのカップルの愛が深まると。
ホンマかいな?いや、先輩がそう言うんだから多分その通りなんですよ。

自分が今でもずっと同じ会社で働けてるのは、先輩のお蔭です。
感謝してますよ、はい。

No.1264 下らない思い出シリーズ