新・駅長日誌

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国鉄非協力作品

2010/06/27(Sun)

DVDがコピー出来るようになったので、色々と旧作(以前見た事あるやつ)
を再度借りては、日に2本程度のペースでコピーしてます。
(データ抜き出し→圧縮→書き込み…と、1本あたり1時間ぐらいかかる。)

手元に置いておきたいのは、映画だとまず「鉄道絡みの古いやつ」
と言う事で(RailSim2で昔の鉄道を再現する時の資料にもなるし)、
色々見てますが、昭和50年頃は「鉄道パニック映画」が意外とあります。
以前にも書いた「新幹線大爆破」とか皇帝のいない8月」とか…。

どっちも列車が爆破される(or爆破されるかも知れない)という事で
国鉄が撮影協力を拒否したという逸話がありますな。
以下、ウィキペディアに載ってた内容ですが…

① 新幹線大爆破…東映からの申し出に対して国鉄は、タイトルを
  「新幹線危機一髪」ぐらいに変えたらOK
と答えたが、東映側が断って
  協力は得られなかった。

② 皇帝のいない8月…ブルートレイン(に似せた古い私鉄客車)を
  実際に爆破するシーンがあったので(あと車掌さんが殺される)、
  国鉄が激怒して各映画会社に「以後一切、映画撮影の協力はしない」
  と通達を出した。

どっちも車内のシーンなどは、車両の実物大セットを作り、駅なんかは
恐らくゲリラ撮影です。走行・爆破シーンは、北海道の私鉄線路だそうな。
ただ車両は、当時にしてはすげえリアル。座席とか部品とか、明らかに本物。
国鉄は非協力でも、車両メーカーは協力してるんじゃなかろうか?

現代になって、JR各社はユルい内容に限り撮影協力に動いてますね。
爆破シーンのある「交渉人真下正義」なんかは架空の地下鉄会社だし、
ロケは東京以外の色んな地下鉄…。

何か一発、スケールのデカい鉄道パニック映画を見てみたいもんだ。

No.1218 かなりズレてる映画評論