新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

マイントピア別子 ②

2018/12/16(Sun)

…昨日は今年最後播磨下里お絵描き教室に参加し、そのまま現地
宿泊
にしましたので、本日は兵庫県加古川市よりお送りしております
クラ駅長です。

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詳細は後日ですが、色々なイベントが重なって訪問のお客さんも多く
賑やかな1日になりました。

…今日はコレを出した後、智頭急行沿線駅ノートを描きに行きますよ。

さてマイントピア別子ですが、私は別子銅山の歴史真面目に勉強しよう
と言う気もなければレジャー目的でもナイ保存車目当てという中途半端
な同機で来ましたので、園内の鉱山鉄道に早速乗ってみる事にします。

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案内には「列車に乗って鉱山観光」みたいな感じで書かれてましたので、
坑道の中まで列車で入れるもんだと勘違いしてたのですが、鉱山列車
ココから片道5分程度次の駅までを走り、見学施設歩いて見に行く
事になるようです。

その入場料鉱山列車の運賃も含むと考えればいいって事ですな。

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ホームではさっきの別子銅山記念館前で見た、当地の1号機関車
よく似た機関車が待っておりました。

「KRAUSS」というメーカー名「1892」の年号が入った銘板も再現
されていますが、当然に新しく造られたレプリカでしょう。

ココが鉱山鉄道が存在した当時、端出場(はでば)という、下部鉄道
終点の1つ手前の駅だった所に当たるんだそうです。

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列車は20分毎に走るダイヤのようですが、平日の食事時なので私の
他には利用客もおらず貸切状態係の人も不在だったので、機関車
の運転席を覗いてみます。

ドコがどぅってのは一見しただけでは分かりにくいですが、少なくとも
蒸気機関車を動かすための設備ではナイですよね。

連結器軽便のソレにありがちなピン留めではなく自動連結器風の
しっかりしたモノでした。…そして矢鱈とジャンパ栓がありますな。

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線路に降りると感電の危険性がある&外側にもぅ1本のレールがある。
…という事で第三軌条集電電気機関車である事が分かります。

発車までもぅ少し時間があるので、続けて車両を調べてから鉱山鉄道
短かい乗り鉄に出発する事にしましょう。

→次回に続く



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No.4312 鉄道保存施設を探る

マイントピア別子 ①

2018/12/15(Sat)

東京からの帰路、品川から新幹線に乗る前に、やはり私も駅弁を漁って
みる事にして、売店に寄り道してみましたクラ駅長です。

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当たり前でしょうが、東海道新幹線にも車両型の駅弁があるようです。

Nでなく旧700系なのは、923系ドクターイエロー同一の金型で容器
を作ってるからでしょうか?
東日本のソレと比べると、何となく寸足らずな印象は否めませんね。

新幹線関係またの機会という事で、今回は「五宝唐揚げ重」という物。
ヨシヨシ会の翌日で「そんなに食えない」状況でもあるし、揚げ物
ビールのアテにもなって、丁度いい選択だった気がします。

さて愛媛県ですが、別子銅山記念館を見た後、同じ道をそのまま山手
方向
へ登るとあるのがマイントピア別子です。

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ココは以前、社長(木村)がブログで「お勧めスポットの暫定1位」として
紹介してた所でもありますね。

…何となくテーマパークのようなイメージで来たんですが、標識を見るに
正確には道の駅の一種なんですかね?しかし通常のソレとは雰囲気が
カナリ違うぞ?ともあれ、渓谷を渡って敷地の方へ向かいます。

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自然石を用いた石碑に「マイントピア別子」の文字がありますが、模様
と相まって何と書いてあるのか読みにくいです。

別の石碑由来が書いてありますので、ソレを読んでみましょう
やはり元は別子銅山施設の一部であったのが、閉山後18年を経た
1991年「開山300周年」の記念事業としてオープンしたという事か。

後で分かるんですが、冒頭にある「端出場(はでば)」という地名も、
鉱山鉄道があった時に駅名の1つだったモノなんですよ。

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駐車場の石垣の上に先程も見たような鉱山鉄道の車両モニュメント
的に置かれてました。…コレも後で分かったのですが、車両が載ってる
線路廃線跡の一部なのです。

高齢者向けバスツアー定番スポットなのか、平日だというのに矢鱈と
観光バスが多く停まっておりました。…考えたらそろそろお昼だな。

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…やはり単なる道の駅とは雰囲気の違う構えですね。ココに見えてる
本館の建物には、レストラン温泉施設などが入っており、ソレに付随
してバーベキュー砂金採り体験などのコーナーもある感じ?

私が用事があるのは鉱山鉄道です。早速そちらの方へ向かいますよ。

→次回に続く



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No.4311 鉄道保存施設を探る

別子銅山記念館 ②

2018/12/14(Fri)

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貸切列車さいたま新都心に停車中、
場所柄貨物列車を多く見かけたワケ
なんですが、社長が殊に反応してた
のが「タンク貨車の内容物」でした。

ガソリンなどの割とメジャーな液体
専用列車を仕立てるから、コンテナ
に混載
するのは量的に少ないモノ
なるのでしょう。

ホルマリンってあの死体とか病理標本保存に使うやつですか?

私は以前、地元の道路で「10t車のタンクローリーに入った醤油」という
のを見て「こんな一気に使うケースってあるのか?」と思ったんですが
ホルマリンも然りですね。

と思って調べてみると、希釈して消毒液に用いられる事もあるそうな。
1つ賢くなりましたクラ駅長です。…しかし食事時にコレは何だかな。

さて別子銅山記念館ですが、続けて神社の境内にある保存車を見て
行きます。…敷地を囲む感じで並んでるんですよ。

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別子銅山鉱山鉄道は、山で採れる銅鉱石新居浜港まで運ぶための
路線で、完全な鉱山鉄道だった上部鉄道と、山の麓で旅客輸送なども
行ってた下部鉄道に分かれます。

下部鉄道昭和25年電化され、上のような電気機関車も使われました
が、閉山に伴って昭和52年に廃止されたんだそうな。

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別子銅山そのものが住友金属の経営だったので、専用鉄道もソレに
付随した会社だったのでしょう。

廃線跡割と残ってるらしいのですが、今日はお天気が良くナイし
時間もあまりナイので次の機会という事にしておきましょうか。

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電気機関車と並べて、坑道内で使われてたような小型の車両があり
ます。…紀州鉱山のトロッコ電車に似た感じの小型機関車と、輸送車
が幾つか。無蓋貨車鉱石を運ぶモノで、屋根がある方人車かな。
その見た目から「かご電車」と呼ばれてたそうな。

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神社の境内に隣接して、別子銅山記念館があります。…丘の斜面を
半地下にしたような建物ですが、ココには銅山の歴史や技術を紹介
した展示があり、折角なので見ていく事にしました。

…中が撮影禁止だったので画像はありませんが、長期に渡って採掘
が行われてただけに、カナリ大規模な事業だった事が伺えましたよ。

ココが「真面目に勉強する場」だとすれば、続いてのマイントピア別子
子供さんでも別子銅山の歴史を楽しく遊びながら学べる場。
…という事になるのかな?すぐ近くなので続けて行ってみましょう。

→次回に続く



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No.4310 鉄道保存施設を探る