新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

釧網本線 ⑤

2015/10/15(Thu)

一昨日の事になりますが、会社の観光研修京都へ行ってきました
クラ駅長です。

20151015a.JPG 20151015b.JPG











奈良でお客さんを乗せて、途中の観光地を見ながら京都駅まで送る
という観光コース
があるんですよ。
だから京都とは言っても宇治や伏見の方です。

京都送りの仕事というのは大抵、新幹線の時刻が絡むので大変
らしいのですが、機会があればやってみたいもんですね。

さて釧網本線です。
網走から長距離を走破して、そろそろ釧路湿原に近付いてきました。

20151015c.JPG20151015d.JPG
来る前からの予備
知識
ではありますが、
コレだけ雄大な湿原
地帯
が、都市部から
結構近い場所にある
というのがまず
驚きですよね。

…市街地から10km
そこそこじゃない?

奈良いい加減に田舎ですが、ココまで広い原野
ってのは流石にありませんから、やはり珍しく見て
しまいます。

20151015e.JPG20151015f.JPG











道路からも離れた、原野以外に何もナイ空間を走る1本の軌道…
イイ雰囲気ですよね。
そして軌道に「線路以外に(架線とか通信ケーブル的なモノが)何もナイ」
という状況の場所が好きです。…撮り鉄するワケではありませんが。

そして、やはり丹頂鶴が飛来する場所のようですね。…コノ手の
注意書きは、中国語でも書いておく方がベストだとは思いますが。

20151015g.JPG
釧路湿原に関しては、後から「ノロッコ号」
で再訪する予定なので、今は適当に見て
おいて、先に釧路まで行ってしまいます。

…ココも「遂に来ましたか!」って感想の駅
ですね。道東地区の中心的な町であり、
駅の規模も大きいです。

加悦鉄道のキハ08ってのは確か、元はココで
走ってたんですよね?
イキナリそんな事を思い出しました。

1番ホームでは駅弁の立ち売りが出てましたが
ソレは明日の楽しみに取っておきましょう。

20151015h.JPG20151015i.JPG











地下通路階段ごとに防寒扉がある、さすがに北海道の駅ですね。

そして通路の端っこに小さいギャラリースペースがあって、釧路湿原
の写真など
が展示されていました。

…時間があるのでコインロッカーに荷物を入れて、次はいよいよ
「くしろ湿原ノロッコ号」に乗ります。



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3154 乗り鉄日誌>JR北海道

釧網本線 ④

2015/10/14(Wed)

ココ最近、皆さんがよく使ってて時々見聞きするJR東日本
「北海道全線フリーきっぷ」というのがありますよね。
東京都区内発着で5日間有効、30,650円というヤツですが…。

…コレの発売箇所の項目を読むと

JR東日本の首都圏の主な駅のみどりの窓口、びゅうプラザ、
JR北海道プラザ東京支店および主な旅行会社へ。

となってますが、国語的に言って「JR東日本の首都圏の」ドコまで
掛かるんでしょう?
…要するに「主な旅行会社」ってのは他の地域でも大丈夫なのか?

次回からは私もコレを使う事になりそうなので、ちょっと気になる
クラ駅長です。利用前日までの発売だから、事前に買っとかないとダメ
なワケで…場合によっては、首都圏在住の方に頼んで送って貰うような
措置が必要になりますね。

さて釧網本線です。続いては標茶で長時間停車がありました。

20151014a.JPG20151014b.JPG











…ホームに何やら「幸せの鐘」的なモノ
ありますが、SLの復活運転があった時の
記念物のようです

イベント列車に疎いので、こんな所にも走ったとは知りませんでした

20151014c.JPG20151014i.JPG
国鉄時代はココから
標津線が出ていた駅
です。

…文章で説明するのが
面倒なので、当時の
索引地図をそのまま
載せてみますが、
何と賑やかな事か!

乗り潰しの手間としては
大変ですが、めっちゃ
楽しそう

例えば釧路から根室へ行った場合、そのまま戻らなくても厚床から
標津線根室標津を経由して戻ってくればいいワケですから。

20151014d.JPG20151014e.JPG











こちらのホームも、花壇がキレイに整備されいてます
お花をメインにして、ちょっと撮り鉄風。私は撮り鉄は、レアな車両を
追いかけまくる
より、こんな感じが好きかな。

20151014f.JPG20151014g.JPG











そして対向の4730Dが到着。こちらは1分停車で、すぐの発車です。

…左上に確認用ミラーを入れたのは計算ですが、自分が入ったのは
計算外
もう一歩離れれば良かったか?

そして、保線区スペースにあった謎の乗り物!いすゞジャーニー
古いやつかな?歩王さんがこう言うの好きそうですね。
是非とも走行シーンを見てみたいもんです。

20151014h.JPG
そんな感じで標津駅を後にしまして、
ここらで駅弁2食目。

前回と同じく網走で買ってきた帆立弁当
です。炊き込み御飯系は久し振りかな。

…まぁ北海道ですから、初日からずっと
鮭・イクラ・蟹・帆立ローテーション
で回ってるだけ
のような気がせんでも
ありませんが。

という事で、列車はそろそろ釧路湿原へと近付きつつあります。



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3153 乗り鉄日誌>JR北海道

釧網本線 ③

2015/10/13(Tue)

…世の中には「空気の読めないお母さん」というのが居るもんで
例えば家族で外食してて、大きなエビフライが出てきたとしますわな。

子…うーわー、美味しそう!
母…ふん、700円くれたらお母さんならもっとイイの作るわ
(※700円は料理の値段ね。)

ウチの母がこのタイプでした(まだ生きてますが)。
空気が読めないと言うか「今はソノ話題じゃない!」って感じなのね。

大人になってまず外食産業に就職した身としては「原価率は概ね30%」
というアタマがありますから、定価700円のエビフライなら210円程度
で作る必要があります(場合によってはもっと安い)。

過去の自分に教えてやって「じゃあ210円で作れる?」と言い返させて
やりたいクラ駅長です。

さて釧網本線です。知床斜里あたりから、列車は内陸部へ入りました。

20151013a.JPG20151013b.JPG











清里町という駅で上下交換の長時間停車。
…丁度、初日に乗ってきた特急の車内で見た
フリーペーパーでも紹介されてましたね。

北海道らしい風景の中にある、のどかな中間駅です。…こんな所で
社長と2人駅管理のボランティアとかして余生を送りたいわ。

20151013d.JPG20151013c.JPG











ココで上りの快速「しれとこ」と出会います。…駅は地元の人たちが
整備してる
のか、花壇にキレイなお花が溢れてました。

「花の駅長さん」?
「花の駐在さん」なら知ってるぞ(古い上に関西ローカルだけど)。

20151013e.JPG20151013f.JPG











暫くは広大な畑が広がる風景でした。
…たまに姿を見せる白樺の林なんかが
イイ雰囲気です。

釧網本線と言うと、先程のオホーツク海とか釧路湿原のイメージが強い
ですが、途中のこんな感じの所も旅情があります。…にまた来たいね。

20151013g.JPG20151013h.JPG











という事で次が摩周。…古い地図だと
「弟子屈」
になってて、私もソノ記憶
来ましたが、いつ変わったんだろう?

20151013i.JPG
摩周湖や阿寒湖が近い所であり、観光PRと
「弟子屈…てしかが」が読みにくいって事で
変えちゃったんでしょうが…だったら隣の
南弟子屈も何とかしてやれよと思います。

摩周湖というのも、行った事がなくイメージ
だけで憧れてる土地ですね。
死ぬまでには一度ぐらい行っときましょう。

ってかココの顔出し看板ダサすぎて秀逸!

跨線橋を渡る側のホームにあって、向こう側
まで行ってる時間がナイのが残念ですが。

本線と言いつつも偉大なローカル線である釧網本線。
想像以上に楽しい所です。



※コメント・感想は →こちら までお願い致します。

No.3152 乗り鉄日誌>JR北海道