新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

パレオエクスプレス ⑧

2016/12/11(Sun)

京都鉄道博物館を堪能した後、バスと電車を乗り継いで京都市右京区
梅宮大社という神社に行きました。
 
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ココも最近、猫ヨシヨシの神社として知られるよになった所です。
もうカナリ寒い季節ではありますが、何匹かの猫ちゃんたち自由に
ウロウロしておりまして、短時間でしたが充分に猫を堪能出来ました
クラ駅長です。
 
さて「パレオエクスプレス」ですが…
終点の三峰口駅整備作業が行われた後は、転車台で方向を変えます。

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線路の行き止まり方向にある踏切を渡ると、駅の反対側にある鉄道車両
公園
(展示車両の経年劣化が悲しいアレ)に出ます。
ココから転車台の作業見学出来るという事で、来てみました。

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説明によるとコノ転車台「パレオエクスプレス」のために近年になって
新設されたモノらしいです。まぁ確かにSLがなければ要らないモノですが
ソレ以前は近くのデルタになった貨物線で方向を変えていたそうな。

動力電動モーターで、上に貼られた電線から電力が供給されるようです。

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…近くに居た鉄ヲタさん2名の会話。

A…ぐるっと回したらコードがネジレる
じゃない?
B…あー、確かにそうだよね。

私も少し気になったのですが、中心の
接合部分フレキシブルな構造らしく
そのような事はありませんでした。
当たり前っちゃ当たり前か。

ともあれ、先程の場所から何度かスイッチバックして線路を変え、
C58363バック運転で近づいてきました。

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誘導する係員さんステップへの立ち方は、若狭鉄道社長が習った
アレ
と同じですね。長時間になるとヒジが痛いらしいです。

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絶妙なブレーキ操作転車台の中心に収まり、180度回転させます

津和野機関区(跡地)のモノは「やまぐち号」に使われているC57型
対してギリギリでしたが、こちらはC58型に合わせて作られたという事で
前後に1メートルほどの余裕があります。
恐らくコノぐらいが適正な大きさなんでしょう。

向きを変えたC58363は、再び元来た方向へ戻り、客車の横の線路を通過
して反対側に連結されます



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No.3577 乗り鉄日誌>地方私鉄

パレオエクスプレス ⑦

2016/12/10(Sat)

…昨日は「そろそろ空いてきたかな?」という事で、京都鉄道博物館
探りに行っておりましたクラ駅長です。
 
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周知の通り、元は大阪の弁天町にあった交通科学博物館と、梅小路の
蒸気機関車館を合体させて、今年の4月にオープンした施設なのですが、
ウワサ通りに巨大かつ充実した施設で驚きましたよ。…詳細は後日ね。

さて「パレオエクスプレス」ですが、車窓に秩父の名勝の一つ、武甲山
見えるようになると、間もなく終点の三峰口です。

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武甲山というのはソノ昔、日本武尊(ヤマトタケルノミコト)が自らの甲冑を
コノ山に奉納した
事に由来する名前だそうです。…っていきなり古代史だ。
ご当地の産業である石灰石が採れる山なので、地形が侵食されて山肌が
段々状態になってますな。

…コノ辺りの知識は、車内放送繰り返し流れるご当地出身の落語家
林家たい平さんの観光ガイドアナウンスから得たモノです。

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三峰口に着くと、機関車C58363は客車を切り離し、整備のために
奥の留置線に移動します。

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…先述の林家たい平さんの案内では、
「到着後に機関車の整備駐車場
行います…」みたいな表現だったので…

「は?留置線でなく駐車場?原稿ミス
じゃね?とか思ってたのですが、ホーム
の続き
(自動車の)駐車場になってる
のね。 …私の早とちりでした。

ではソノ整備作業見に行きましょう

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石炭は恐らく、往復で使う量元から積まれてるモノだと思われます。
ココでやるのは総量の全体を前に移し、帰路で投げ入れやすくする
ための準備でしょうか?

ソレと連結棒などの駆動部への注油。こんなに短時間ごとに行うもん
なんですね。知りませんでしたよ。

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そして給水ですね。一般的に蒸機機関車は、石炭6倍~7倍程度
消費します。…だから数百キロをノンストップで走る「特急つばめ」には
特別設計の水槽タンク車が必要だったワケなんですが。

ココでは帰りの分の水を、消火栓みたいな設備からノンビリと補給して
おりました。

終点の三峰口には、当然に機関車の向きを変える転車台も存在します。
続いてはソノ作業を見に行く事にしましょうか。



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No.3576 乗り鉄日誌>地方私鉄

パレオエクスプレス ⑥

2016/12/09(Fri)

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…そろそろ今年も「タイヤの衣替え」
季節になりました。

各車分のスタッドレスタイヤ2本ずつ
(後輪のみ)
用意されていて、ヒマを見て
自分で取り換えるんです。

とは言え奈良という所は平地では滅多に
雪が降らず、積もっても2時間ぐらいで
消えてしまうケースが多いんですよ。

今年で4年目になりますが「スタッドレスタイヤのお蔭で助かったなー」
という状況は未だに経験した事のないクラ駅長です。

さて「パレオエクスプレス」です。長瀞を出た辺りでソロソロお昼になり
ましたので、ここらでお弁当にしましょうか。

…実は車内販売が通りかかった時に、前もって買っておいたのですが。

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まずときちゃんが選んだ「名物汽車弁」です。内容的には「洋風幕の内」
という感じでしょうか?…機関車の形に切り抜いた海苔がポイントですね。

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で私のが「パレオランチ」
資料集めのために、2種類あるうちの
「彼女とは逆の方」と決めておりました
んですが、まぁ似たり寄ったりですか?

実の所、車内販売は前方の指定席車
から
始めるので「汽車弁」ラスト1個
危ない所でした。
大量に食う人予約が必要でしょう
出来るのか未確認)。

そんな感じで次は秩父に到着。
時間があったので、客車の外観などはココでマトメて撮りました

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秩父では何故か各駅停車の定期列車抜かれます。…一応こっちは
「急行」な筈なんですが、変わったダイヤを組んであるもんですね。

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程なくして次の停車駅は御花畑です。車窓の左に見えるのが西武秩父駅
西武鉄道に連絡する渡り線ですね。

…御花畑駅は前後が踏切に挟まれてる駅で、ホームの長さが4両分ナイ
んですよ。後部の車両はドアカットして客扱いを行います。

帰りは上り便の「パレオ」でココまで戻り、西武鉄道都内方面へ戻る
予定にしております。池袋夕方ぐらいになるのか?

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…ココから先は急に勾配がキツくなる
感じです。なのに何故か駅を出た所の
踏切確認の一旦停止を行い、登り坂
「坂道発進」する羽目に。

最後尾の車掌室からは、機関車無線
やり取りしてるであろう声が聞こえて
きましたが、カナリ激しい口調でした。

あと暫くで終点の三峰口に到着です。



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No.3575 乗り鉄日誌>地方私鉄