新・駅長日誌

6月1日からウチのタクシーでも「楽天pay」が導入され、モバイル決済が
出来るようになりました。

タクシー会社としてコレを扱うのは全国的にも早い方で、一気に数百台
というのもソレまでに無かった規模なんだそうです。
（Suicaなどのカードリーダを置くのと違って、元手が掛からないからな。）



…中国ではコレが今、大流行りなんだそうですね。
何せＡＴＭから偽札が出てくるような国なので、現金に対する信用が皆無
であり、物乞いに小銭を恵んでやるのもモバイル決済、爺ちゃんが孫に
お小遣いをあげるのもモバイル決済だとか。

今回の導入分は、取り敢えず楽天のアカウントを持ってる人に限られます
から、基本的には日本人が対象で、中国人が使う事はナイと聞いて安心
しておりますクラ駅長です。…ヤツらだと絶対に不正されそうだ。

さて、ピカチュウ親方と行く京都鉄道博物館ですが、一通り見て歩きつつ
屋外へ出て、元の梅小路蒸気機関車館の方へやってきました。



分解修理を行う工場を、上の方から見れる所がありますよね。
当日ココに入ってたのは、C622号機だと思われます。完全にバラして
の大規模な点検作業が行われてるようでした。

いつの時代も大人気の復活蒸機ですが、段々と使える個体が少なく
なってきたのも事実のようです。

…コレだけの技術があり、目の前には静態保存になった機関車が何台
も置いてある状況で、走れるモノが少ないって変なハナシですよね。

程度の良さそうなヤツを順に復活させるか、何なら新しく作るのはダメ
なんでしょうか？基本は押さえつつ、見えない所でハイテク化すんの。
充分に元は取れるような気がするんですが。


機関車本体が分解されているC622
ですが、炭水車は外して外に置いて
あります。
メカニカルストッカー…自動炭給装置
も途中で切れた状態ですが、やっぱり
ドノような仕組みなのか分かりません。

扇形庫にあったC59とか、類似の機種も
見たんですが。単に運べればイイので
なく、燃焼効率を考えないとダメでしょ。

…重労働でも、人手でないと出来ない微調整がありそうな気がします。


その扇形庫には、前日に本線での運用から
外れてココに帰ってきたC56160が居ました。

…昭和末期に桜井線でもイベント列車として
走ったので、私にも馴染み深い機関車です。

分類的には小型の方でしょうが、使い勝手が
イイのか、各地に出張して走ってたイメージ
があります。…今後は館内のスチーム号で
見られるそうな。

とにかく生きた状態で残されるのが決まった
のには安心しましたよ。



という事で、意外と早くに見学を終えて京都駅に戻ってきました。
…親方の事だから20系の食堂車は外さないと思ったんですがね。

午後はココから大阪と奈良を回る乗り鉄の行路を組んであります。

出発は関空特急「はるか」。しかし天王寺で降りると言う、本来の趣旨
からズレた乗り方。…アレだ、私が向こうへ行った時は、千葉～新宿を
「成田エクスプレス」に乗りましたから、ソレの関西版ってかね。



早くに着いたので、待ってる間に色々と見てみましょう。

京都丹後鉄道の「丹後の海」で乗り入れてくる特急「はしだて５号」＆
「まいづる５号」。…２両×２本なのはイイとして、後方２両だけ矢鱈と
汚かったのは何故なのか？

レアと言えばレア？DD51とロンチキによる工臨が走ってました。
…昭和の名機も、こんな使い方しかされてナイというのが些か寂しい。

ともあれ２人して駅弁も仕入れましたので、京都駅からプレミアムな
乗り鉄の旅に出発です。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。