新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

加悦SL広場 ②

2017/03/06(Mon)

何年か前に近鉄でも大幅なダイヤ改正があって、私の故郷である
橿原線に、京都から直通の普通列車が走るようになりました。

急行以前からありましたが、普通という所がミソ。コレによって私が
生まれた村の最寄り駅
に、京都から乗り換えナシで来れるという事に
なります(時間が矢鱈と掛かるので、実際そんな利用者はいない。)

京都から乗り換えナシ東京駅から乗り換え1回って事ですよ。

たまに「ココは東京駅から最低何回の乗り換えで来れるのか?」という
事を考えますクラ駅長です。

例えば秋葉原は0回、でも両国や浅草橋は1回十五夜があった名古屋
大曽根も1回ハトさんが住む町の鹿児島本線の駅でも1回

…逆に東京都内でも地下鉄を何回か乗り換えるような所だってある
ワケで、ウチの田舎も1回ならカナリの高レベルではナイのか?

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そんな感じで近鉄京都駅で見た橿原神宮前行きの普通列車。…6両?

橿原線はそもそも「普通列車は4両」と決まってるので、急行通過駅
ホームが4両分しかありません。…どうするのかと思ったら、やっぱり
後部の2両新田辺で切り離すのね。当たり前だけど拍子抜けしました。

さて加悦SL広場ですが、下の切符売り場入場券を買って、屋外の
展示スペースを見に行きます。

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入場券は硬券の切符を模したデザインになっています。「鉱山」という
のは元々ココにあったニッケル鉱山の貨物駅の事でしょう。

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入ってすぐの所にあるのが、阪神間の鉄道最初に走った2号機関車

…あれ?こんなに赤かったっけ?と思ったら、塗装を直す作業の最中
のようでした。赤いのは下地のサビ止めでしょう。

やはり最初は建設作業→後に営業運転。という使われ方だったようで
ソノ後、加悦鉄道に譲渡されたという経緯を持ちます。

島原鉄道に渡った1号機関車は、鉄道記念物として博物館入りする時、
同社の社長(映画で竹中直人さんが演じた人?)が手放すのを嫌がり
国鉄は「何でも好きなの1両あげるから!」と説得したそうな。

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2号機関車にはソレと同世代、明治期の木造客車がくっ付いてます。
非貫通式で、座席ごとにドアがあるタイプですね。
3等客車西洋では座席が板張りだったそうですが、日本のは畳敷き
…ちょっとグレード高いじゃない。

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広い構内には、単に国鉄から貰って
来たようなSL
などもあります。
…些か経年劣化が目立ちますが。

全部やってるとキリがないので、
面白そうなやつを選抜して、続けて
紹介して行こうかと思います。

今回はイイ天気になって良かったな。

→次回に続く



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No.3662 鉄道保存施設を探る