加悦鉄道資料館 ③
2017/03/03(Fri)
…同じく庭箱鉄道のバスから。
車内にこのようなステッカーが貼って
ありました。
何?名松線にも猫が居るのか!?
猫ヨシヨシ出来るのか!?
コレは知らなかったので、同乗してた
同団体のスタッフさんに訊いた所…
「あー、コレは違いますよ。 『名松線』と『アメショ』の語感が似てるから
猫をあしらっただけのようです。」…とのお返事でした。
「アメショ」は「アメリカンショートヘアー」の略語ですわな。
…紛らわしい事するんじゃねーよ!と思いましたクラ駅長です。
お話によると、北勢線の北大社駅にも猫が居て、地元の高校生なんかが
世話してたらしいのですが、駅が無くなって猫もドコかへ行ったそうな。
駅の廃止というのは、猫にとっても切実な問題だったんですね。
さて加悦鉄道資料館です。続いて奥の部屋も見て行くのですが…
まず現役時代の写真がありますね。元はコノ玄関口が東側を向いてた
ワケで、何故かその印象だけはハッキリ覚えていました。…方位という
より「列車が走ってきた方向に対して左右」のハナシなんですが。
ローカル私鉄の終着駅(本社機能も兼ねてる)としては一般的な大きさ
でしょうが、建設当時としてはモダンで立派な建物だった筈です。
やがて加悦鉄道でも蒸機動力から
内燃機関に代わり、個性的な気動車が
幾つも代替わりするのですが、最終的
には国鉄譲渡のキハ08とキハ10が
メインで運転されておりました。
…私が乗った臨時列車は、ミステリー
列車の団体を捌くためのモノだった
ので、この2両の重連で、超満員の
状態だったのを覚えております。
中でも、北海道で客車の魔改造から
生まれたキハ08が私のお気に入り
でしたね。…現代(ソノ当時)でも
稀有な存在でしたし、何と言っても
顔つきがカワイイ!
…好きが嵩じて、RailSim2をやってた
時に自作で車両を作ってしまったという
ワケなんですが、アレは今でも誰か
使ってるモノなんでしょうか?
…ココの館内にあるクロスシートは、
その車内備品の一部だと思われます。
元の車両がオハフ62なので、背もたれ
が木製むき出しのタイプですな。
コレも実物は加悦SL広場にあるので、
後で見に行くワケなんですが、現在は
飲食店になってるので、テーブル設置
のために幾つか間引いたのでしょう。
ココにもジオラマがありますね。端っこに「昭和50年頃」と書いてあり
ますが、私が見たのもこんな感じでした。
…恐らく貨物輸送が縮小されて、機関庫や側線が余ってたのでしょう。
当時から同社の古い車両や、国鉄から貰って来たようなSLが展示
されてました。
最後に外へ出て駅舎の裏手へ回ったら(ホームがどうなったのか気に
なった)、国鉄コンテナとともに小さな線路を発見!
…ココでもイベント時にミニSLとか走らせる事があるようです。
では続いて、本日のメインである加悦SL広場へと移動しましょう。
※→次回に続く
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No.3659 鉄道保存施設を探る