加悦鉄道資料館 ②
2017/03/02(Thu)
庭箱鉄道のバスの乗せて頂いた時、
車内の広告スペースにこのような紹介
があるのを発見しました。
…熊野簡易軌道?
まだまだ自分の知らない保存鉄道が
あるという事に驚きましたクラ駅長です。
現代はネット社会なので、早速に検索
して調べてみたのですが…
場所がやはり熊野地方の奥地、以前に行った紀州鉱山電車の近くある
らしいのです。そして正式な団体というより、完全に個人の趣味でやって
おられるようです。
ソレはいいとして、公式ブログが2010年頃から停まったままの状態…。
今でも存在するのかどうか、些か怪しい所ではありますね。洒落で探しに
行くには、少しリスクが高い距離にはなりますか。
さて加悦鉄道資料館ですが、さっそく中を見学する事にしましょう。
先述の通り、この建物は元の加悦駅を移築して再利用されています。
…カナリ昔の事(現役時代)ですが、NHKの朝ドラで明治時代の上野駅
として登場した事もあるんですよ。
やはり先程の丹後山田駅資料室と、後で行く予定の加悦SL広場の
中間に位置するという事が示されておりました。
所でコノ建物、正面の入口が西向きに
建ってるんですが…私が以前に来た時の
記憶では、南に向かって走ってきた列車
に対して右側…つまり東向きに建ってた
ように覚えてるんですよ。
…管理人の男性にソノ辺の所を訊ねた所
やはり移築する時に向きも180度回転
させたという事が分かりました。
知らずに来てたら気付かなかった疑問
だったかも知れません。
やはりココの資料館も、現役時代の鉄道に関する展示品が大切に保存
されてるようです。しかし床は板張りだったかな?…イベント列車の一環
として来ただけだし、子供だったのでよく覚えてナイのが現状です。
ではそのイベント列車に関する思い出の続きですが…
大阪からキハ181系6両編成のミステリー列車で、福知山線を経由して
綾部~西舞鶴と走って丹後山田へ(宮福線はまだ無かった)。
キハ181系では流石にそのまま乗り入れる事は出来ず、加悦鉄道内は
同社の臨時列車で往復するという行路。加悦駅で記念式典と施設見学
などをやった覚えがありますよ。
長くなりましたがそんな経緯があって、乗り潰しなどアタマにない
子供の頃に、こんな盲腸線に乗ったという経験があるのです。
…行先当てクイズは、正解した記憶がナイから外れたんでしょう。
開業当時の鐘とか機関車とか、そんな知識は当然にありませんでした。
やはり国鉄と線路が繋がって貨物輸送をしてた関係か、規格がソレに
合ったものなんでしょう。閉塞機なども同じタイプに見受けられます。
そして関西に初めて鉄道が走った時の2号機関車のプレート。
…東京の1号機関車が後に島原鉄道に譲渡された経緯と似たような
もんでしょう。実物は後で行く加悦SL広場に保存されいてます。
…実は現役当時からSL広場は存在しておりまして、構内の一角に各種
の保存車両が並んでたのを覚えております。
続いても資料館内、奥にも部屋があるようなので見て行きます。
※→次回に続く
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No.3658 鉄道保存施設を探る