新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

軽便鉄道博物館 ④

2017/02/19(Sun)

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養老鉄道の車両って
のは、コレまた周知の
通り、全てが近鉄の
中古車です。

大体が車齢50年ぐらい
のモノですが、登場時
は今のような方向幕
存在せず、行先や種別
看板みたいなサボ
表示していました。

ソレがある時から方向幕になり、古い車両へも取り付けられるようになり…
方向板のステイ
はずっと使われてなかったワケなんですよ。

「ココが勿体無い」というのは誰しも考える事で、養老鉄道では通常、
沿線自治体のPRみたいな看板を取り付けて走っています。
…で「薬膳列車」とか「東海じゃらん号」みたいな特別な列車の時は
ヘッドマークとして使うんですね。

親会社の近鉄でも湯の山線で、同様の使い方をしてるのを見た事があり
ますが、旧型車が減ってる本線筋では、相変わらず空いたままですよね。

まぁ使えるのが旧型車に限られるから「○○系50誕生周年」みたいなネタ
だったら、作って出す価値があるような気がするクラ駅長です。

さて軽便鉄道博物館です。引き続いてモニ226型の車内を見せて貰って
おりますが…

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製造が確か昭和2年ぐらいの感じだったと思います。
一畑のデハニ50同世代だから、似たような感じで荷物室があり、
勿論ドアは手動ですね。手漉きのガラスに当時の技術で印刷された
「走行中解放厳禁」の文字が何ともレトロな雰囲気です。

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…そんな感じでココまで案内して下さった
スタッフの松本さんです(※掲載許可済み)。

ボランティアスタッフの方は、やはり高齢者
が多いのですが、現役時に何がしか鉄道
関係
に携わってた人が多いらしく、コノ方は
名古屋臨海鉄道にお勤めだったそうですよ。

鉄道保存施設と言っても、来訪者の殆どが
小さな子供さんのようで…私の事を「がっつり
語れる鉄ヲタだろう」と見抜いての接客だった
のかも知れません。
お蔭で色んな知識を得る事が出来ました

雨の中ありがとうございました。機会があればまたお願いします

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最後にもう一度、屋内の展示スペースを見てみましょう。
…今日は使われていないミニ列車が保管してあり、ソノ1両は修理中
のようでした。…ホントに皆さん、器用な方が多いとお見受けします。

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ココにも募金箱がありましたので、些少ながら寄付させて頂きますと、
オリジナルのカレンダーを下さいました。…最初はA3サイズの大きい
ヤツだったのですが、この小さな鞄しか持ってなかったので、A4
の方で結構です。

…黄色く塗ってある所がココの開館日ですね。コレは社員旅行などでも
使えそうなネタかも知れませんよ。

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という事で阿下喜から久し振りの北勢線で帰路に着きました。
「日本最西端のナローゲージ駅」?後の北・南・東ドコなんだ?

では次回、約30年以上ぶり私の中で復活した模型鉄について、
ちょっと触れてみたいと思います。



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No.3647 鉄道保存施設を探る