新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

庭箱鉄道のシャトルバス

2017/02/15(Wed)

最近は各地のローカル私鉄「列車内に自転車が持ち込める」趣旨の
ソレが多いですが、養老鉄道も然り。というかカナリ早い段階から実施
されてたように思います。

20170215a.JPG 20170215b.JPG

…所でコレは、何でJRには普及しないんでしょう?と思うクラ駅長です。

車両の構造上、デッキがあったりクロスシートだったりしたら難しい?
例えば万葉まほろば線(桜井線)なんかでやってくれたら、私は京終~
巻向
あたりで自転車を積んで実家へ帰省したり出来るのですが。

さて、貨物鉄道博物館の見学を一通り終えましたので、さっきから気に
なってた施設前のバスについて聞いてみました。

20170215d.JPG 20170215e.JPG

三菱製の小型の路線バス「庭箱鉄道」と書いてあります。
後で教えて貰ったのですが、名古屋市営バスで元は都心ループ線など
に使われてた車のようです。

…最初、ドコかの団体さん自前のバス貨物鉄道博物館の見学
来られたのかと思ったんですよ。ソレにしては様子がおかしい?

20170215c.JPG 20170215f.JPG

ちゃんとバス停が作ってあるし、行先の表示も出ていますね。

庭箱鉄道という、岐阜県のコレまたボランティア団体の方が、ココと
阿下喜にある軽便鉄道博物館の間を無料送迎するために運行している
シャトルバスだという事が分かりました。

軽便鉄道博物館は毎月、第1第3の日曜日に開館するという事で、
こちらと開館日が被る日に、このシャトルバスが運転されるようです。

20170215g.JPG個人所有のバスなのに、随所が
無駄に凝った作りになってます。

所有者は同団体の松田さんという方。
自作のミニ列車などを各地のイベント
に持ち込んでお客さんを乗せたり、
私も行った名鉄旧谷汲駅保存活動
にも携わってる方のようですね。

鉄道ボランティア界にも「横同士の
つながり」
があるのだと思われます。

20170215h.JPG
丹生川
から阿下喜までは直線距離で3.5km程度。
三岐線
北勢線員弁川を挟んでほぼ平行に
走ってる
のですが接続駅はありません

…私も阿下喜から、一番近い伊勢治田まで歩いた
事がありますが、2か所の施設を見学するのに
シャトルバス
カナリ有り難い存在ですよ。

電車で行こうとすると富田~桑名迂回する事に
なるし、ここらはタクシーも少なそうですからね。

という事で、喜んで乗せて頂く事にしました。
阿下喜までは片道10分程度だそうです。

20170215i.JPG 20170215j.JPG

代表者の松田さん自らがドライバーさんです。そして可愛いアテンダント
さんが乗務しておりました(※掲載許可を頂いております)。

…親子さんではなく、ボランティア会員さん(お名前伺うの忘れました)
お嬢ちゃんだそうです。ちゃんと景色の案内などもあるんですよ。

私も段々と保存施設巡りにハマってきましたので、これからもお世話に
なる事があるかも知れません。どうもありがとうございました。

そんな感じで、思いがけず便利で楽しいバスに遭遇し、すっかり
(開館日を)忘れてた軽便鉄道博物館へも行ける事になりました。
次回から、そっちの紹介へと移ります。



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3643 その他の乗り物ネタ