京都鉄道博物館 ⑨
2017/01/06(Fri)
…京都と言えば、地下鉄竹田駅近くの
車両基地の敷地内に置いてあった
市バスの廃車体が、ごっそり無くなって
おりました。
少しずつ処分したとは思えない消え方
ですよね。マトメて東南アジアへでも
輸出したんでしょうか?
些かの淋しさを感じますクラ駅長です。
さて京都鉄道博物館ですが、スカイテラスから階段を下りて、元の梅小路
蒸気機関車館のエリアへとやってきました。…何年ぶりかしら?
私が子供の頃は、ほぼ全車が動態保存でキャブにも入り放題、汽笛も
鳴らし放題もんですが、段々と悪い意味で静かになりました。
しかし端っこの検修スペースは生きてるようで、何故かナンバーを隠して
ありますが、左はC56160、右奥がC571でしょう。
今回は時間が合わず乗りませんでしたが、スチーム号も健在です。
…C622ですか。正直に言えば日本最大の旅客機関車を、なんちゅう
使い方してるのか?という気がせんでもありません。庭を隔てた離れへ
レクサスに乗って行くようなもんだ。
数少ない動態保存機なのに、大きすぎて使える路線が少ないのよね。
と、客車が新しくなりましたか?…元は何となくコキっぽい気がします。
…健在と言えばコレも健在。
何故か1両だけ、休憩スペースとして
置かれているオハフ50です。
50系は客車なのに自動ドアを装備した
形式として、各地の旧型客車を追い
出したワケですが、ドアが手動だった事
による転落事故の大部分が、通学の
高校生だったそうですね。…フザケてた
上での自業自得としか思えません。
元の蒸気機関車館の展示スペースとミュージアムショップは、旧二条駅
の駅舎を移築した建物です。…時代の流れで、このような古くて趣のある
駅が減ったのも寂しいハナシですが、仕方ないのかな。
二条は今も昔も山陰本線で京都から二つ目の駅です。特急も止まります
が、他所から来て山陰方面に行く場合は特に用事のナイ駅なので、この
駅舎が現役の頃に降りた事はありません。…惜しい事をした気がします。
そして駅舎の片隅に、島秀雄氏の手による記念樹が植えてありました。
…地味だけどスゴイものかも知れんぞ。
という事で新しいモノから古いモノまで、大宮を超えた(かも知れない)
規模の京都鉄道博物館でした。近いので、また時々来るのもアリ?
続いても京都、猫ヨシヨシの神社があると聞きましたので向かいます。
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No.3603 鉄道保存施設を探る