新・駅長日誌

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パレオエクスプレス ②

2016/12/05(Mon)

前日に宿泊地の近くの桶川駅で、朝に高崎方面行きを待っていると、
何故か本来は下りホームである筈の2番線に、上りの「スワローあかぎ」
が入ってきました。

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…単に接する機会が少ないだけなのですが、この「スワローシステム」?
というのがイマイチ理解出来ておりませんクラ駅長です。

と、恐らく651系余剰車が出たらからの発案でもあるのでしょうが、
485系のジョイフルトレイン
が、そろそろ軒並みヤバくなってる昨今
「伊豆クレイル」みたいな使われ方が、もっとあってもイイのでは?
と思いますね。

さて「パレオエクスプレス」です。熊谷駅で無事に同行者のときちゃん
合流致しまして、いよいよSL旅の始まり。まずは機関車の詳細から見て
いきましょう。

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「パレオエクスプレス」C58型は、ローカル線で旅客と貨物の両用
として使えるように設計された機関車です。車軸は1-C-1、有名なD51型
より動輪が1軸少ないという事で、弟分みたいな扱いでもあるそうな。

全体の中では決して大型ではナイ自動車で言うと1600㏄クラスぐらい
だと思うのですが、ソレでも大きく見えますね

仕業標にあるように、熊谷から見て寄居方向にある広瀬川車両基地から
回送されてくるようです。…私は熊谷に転車台があると思ってましたが。

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キャブ周りなどを細かく見るのが好きです。

「パレオエクスプレス」昭和63年から運転されておりますが、そもそも
全線が電化してる秩父鉄道で、よく引き受ける事が出来たもんだと感心
しておりますが。C58型という機種を考えた場合、コノ程度のローカル線
が最適
なのは事実?

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所で「パレオ」って何よ?
私には女性用の水着腰巻みたいなヤツ
しか想像出来ないんですが。

「パレオパラドキシア」という古代生物
由来するんだそうです。秩父地方ソノ化石
が見つかった
という事に因んだそうな。

しかし無難に「SL秩父路号」とかでなく、
列車名としては思い切ったネーミングですね。
「〇〇エクスプレス」ってから最初に聞いた時、
何となく「リゾート21みたいな電車」を想像して
しまいましたよ。

とか何とか考えてるうちに罐の圧力も上がったようで、発車準備完了?

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先程の電気機関車をホームに残し「やっこらさ」という感じで発車
…車内に流れるオルゴールハイケンスのセレナーデでした。

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発車して暫くは、盆地部分の田園地帯
を走ります。車窓には昨日の雪が多く
残っており、ソノ風景目当てと思しき
撮り鉄さんも多く見かけました。

…しかしお天気が良くなった分、車内
が矢鱈と暑いんです。
「最小限の隙間」の段階に開けた
程度で丁度イイ体感温度でした。

そんな感じで「パレオエクスプレス」三峰口まで、通常の急行電車
倍近くの時間をかけて走ります。

観光列車であるが故の長時間停車などを別にしても、やはり感じる
速度はカナリ遅めのんびりした時間が過ぎて行きますね。



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No.3571 乗り鉄日誌>地方私鉄