姫路モノレール ⑤
2016/11/17(Thu)
昨日のシフトから、担当する車がやっと
コンフォートに戻りましたクラ駅長です。
…新しいハイブリッド車は、カドが丸い
ので死角部分が多くて乗りにくいのです。
大きな事故はナイものの「バンパーの
裏を縁石で擦った」とか、小さなミスが
幾つかあって、自分には向いてナイと
思って変更の希望を出しておりました。
…私は自家用車も「こんな風」なので、やはり慣れてる車の方が仕事が
しやすいワケなんです。
さて姫路モノレールですが、手柄山の展示施設を見た後、姫路駅付近まで
戻ってきました。少し歩いて残ってる橋脚などを見てみます。
モノレールの駅があったのは、山陽電車の姫路駅の少し南側でしょうか?
狭い路地に小さな飲み屋が並んでるような地区です。
…長屋のようなビルの上から、橋脚が突き出しておりますが、コレが単に
屋上に乗ってるだけだとは考えにくいので、恐らく建物内には邪魔なぐらい
大きな柱が通ってるんでしょう。
そして行きに電車から見えた橋脚。この形だと普通は梁に垂直な方向に
複線の軌道が乗る感じだと思いますが、ココは単線だったと言うから、
梁に水平…上に残ってるソレが当時の軌道そのものなんだと思われます。
そして少し歩くと、模型で見た大将軍駅のビルが見えてきました。
…見ての通り、細長いビルの中をモノレールの軌道が通っています。
コンクリートの軌道の上に鉄のレールが載ってるのが分かると思います。
横にくっ付いてるレールは電力線でしょう。
先述の通り、このビルは上層階がアパートだったので住人は超便利。
しかしこの部屋数では、ドノ程度の需要があったのか謎ですね。
で、そんな大将軍駅のビルも時代にそぐわない建物になったのか、
解体工事が始まっておりました。…後で知ったんですが少し前、廃止後に
「最初で最後の大将軍駅一般公開」があったそうな。
大将軍駅を過ぎると南へ曲がり、川に沿って手柄山の方向へ向かいます。
…橋脚だけでなく軌道が少し残ってる所もありました。
この辺が恐らく、いつも新幹線から見えてた場所なんだと思われますが。
軌道の下は当然、姫路市の土地だと思うのですが、近所の人が畑に
してるような所もありました。
電力用のレールは、横に貼ってあるだけなので過去に外れて落ちる事故
があったとかで、大部分は取り外してあります。
そして新幹線の高架をくぐる手前で
モノレールの軌道は途切れておりました。
…山陽新幹線の岡山開業が1972年
だから、2年ぐらいの間は新幹線の下を
モノレールが通ってた時代もあるワケ
ですよね。ソレがちょっと不思議。
高さが足りないように見えるのは恐らく
目の錯覚なんでしょうが。
という事で積年の謎だった姫路モノレールの実態を細かく知る事が
出来ました。今回も楽しく有意義な保存施設ネタだったと思います。
では次回から「今更サンライズ瀬戸」で行った四国の旅の紹介に行きたい
と思います。
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No.3553 鉄道保存施設を探る