新・駅長日誌

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SLやまぐち号⑦ 津和野~篠目

2016/11/01(Tue)

…先日、モノレール跡地の取材姫路に行った時の事なんですが、

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当日の姫路「浜の宮天満宮」秋季例祭に当たってたようで、駅の
コンコース展望デッキなどに、このようなぼんぼり状のモノが大量に
ありました。

先述の鉄ヲタ夫婦の嫁(姫路出身)に訊いた所、コレは「紙手(しで)」
というモノで、祭りには欠かせないアイテムなんだそうです。
…しかしどのように欠かせないのか聞くのを忘れましたクラ駅長です。
何に使うの?

さて「やまぐち号」です。車両紹介長らく引っ張りましたが、汽笛一声
とともに津和野駅を発車しております。
 
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観光客目当て保存蒸機が、発車時鉄橋トンネル、果ては踏切
まで一々汽笛を鳴らすのは分かりますが、昔もそうだったんですかね?
…じゃあ現代の電車ソレをしないのは何故だ?

とか何とか考えつつ、津和野の町中を抜け、有名な撮り鉄スポットの
鉄橋を渡ります。「やまぐち号」の運転区間としては、津和野だけが
島根県という事で、すぐに分水嶺の勾配に入る感じでしょうか。

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昭和風に改造された小さな窓から見る風景。
当然に窓が開くので、基本的には開けた状態で乗っておりましたが、
やはり煤煙がエラい事になります(右はシャツの裾)。

客車に空調設備が無かった頃は、さぞ大変な列車旅だったでしょう。
宮脇俊三氏「時刻表昭和史」によると、目に入った煤煙マブタを
裏返してハンカチで拭いたりツバを付けて取ったりしたそうな。

そう言えば子供の頃に乗った「やまぐち号の窓」で覚えてる件が一つ。

当日は4人掛けのボックスシート私と父親、そして若いカップルの男女
の4人だったのですが、このカップルがめっちゃテンション低いの。

今考えるとデートで「SLに乗りに行こう」という時点でソコソコの付き合い
だと思うのですが、途中で喧嘩でもしたんですかね(コレも今考えると)、
ずーーーーっと押し黙ったままなんです。

相席に「幼児を連れた父親」が居れば、どっちかが「子供好きアピール」
で話しかけてきそうなもんですが、ソレも全くなし!…私が窓を開けよう
とした行為
に対して、お姉さんの方が発した「開ける?」という一言のみ

…折角楽しみにしてたSLに乗れたのに、コイツらのせいで小郡まで妙に
気まずかった
のを覚えております。責任とれコラ!

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…今回はそういう事もなく「昭和風」ボックスシート一人で占領して
おります。そろそろ津和野で買った駅弁に行きますかね。
「かしわめし弁当」か。…集煙装置付きのC571青い12系初期タイプ
「やまぐち号」の掛紙でした。

そして検札シールになった記念乗車証が貰えます。
以前はコノ手のシール貰っても持て余してたのですが、最近はソノ時
使ってる時刻表の表紙などに貼る事にしております。

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乗車券
翌日の事を考慮して、新下関経由の
仙崎まで
ね。…そして少しブレてますが、
検察印
「やまぐち号」オリジナルのようです。

…車内を歩いてると、オリジナル12系から
洗面所を撤去した荷物置き場が幾つか設置
されてるのが分かりました。

ベビーカー車椅子を置くのに良さそうです。
しかし後で、コレに収まらない大荷物の人たち
が乗ってくるんですよね。

そんな感じで「やまぐち号」の旅は続きます。




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No.3537 乗り鉄日誌>JR西日本