新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

名寄本線 キマロキ編成 ③

2016/10/03(Mon)

20161003a.JPG
近所にくら寿司が一軒あるので時々
行くのですが、例の「シャリカレー」から
始まったシリーズが、些か暴走気味
な気がせんでもありませんクラ駅長です。

カレーパンとかコーラになったら
ソノ時点で寿司から離れすぎなように
思うのですが。私が北大路欣也さん
(同社のキャラクター)
の立場だったら
「もうヤメろよ」とか言っちゃう所です。

さて名寄のキマロキ編成ですが、続いての車両を見て行きますと…

20161003b.JPG 20161003c.JPG

キマロキの「マ」…コレはマックレー車という種類の車両になります。
日本語の種類区分としては「かき寄せ式雪かき車」と書いてありますね。

マックレー車にどの程度の台数やバリエーションやがあるのか知り
ませんが、コレはキ911号昭和13年の製造なんだそうです。

後部にある翼のような部品を左右に広げて線路際の雪の壁を崩し
次に走るロータリー車雪を送り込むための車両です。

20161003d.JPG 20161003e.JPG

左右の翼を広げた状態で展示されていますが、パンフレットによると
目一杯に広げて7.75m(左右両方で)になるらしいので、車体幅を引くと
片方で2.5m程度なんでしょうか?つまり「もっと開く」と思われます。

作動は圧縮空気でしょうね。前方の機関車から送られてくるのかと。

20161003g.JPG
続いてキマロキの「ロ」キ604号です。
コレはお馴染みのロータリー車ですが
「回転式雪かき車」とありますな。

通常はこのロータリー車を先頭に
置いて「ロキ」の状態で使うので、
先頭には雪を集める翼も付いてる
のですが、積雪量がヤバくなると前に
「キマ」を走らせて雪をかき集めるという
使い方になるそうな。

20161003f.JPG
…ちなみに先程の「マ」の後部には
通常の連結器も付いてるのですが、
使用時は翼をセットごと後部に伸ばす
ので連結器は届かなくなります
(ってか「ロ」側には連結器がナイ)。

なので特殊なバーと言うか、明らかに
強度が足りなさそうな部品でのみ
繋がっており、だから最後尾にもう1台
「キ」が必要になるんでしょう。

(※場合によっては「キマ」「ロキ」分割した状態で前後して走る
でも例外的に「1本の列車」として見なす事もあるそうな。)

20161003h.JPG 20161003i.JPG

ロータリーの内部真っ赤に塗られてるので、サメとかクジラとか
ああいう生き物の口が連想させられますが、現役時代からこうなの?

床下にはコレまた、左右の雪を捌く部品が付いてます。開発には恐らく、
色んな試行錯誤現場の意見などもあったんだろうなと思いました。

所でロータリー車の動力ってドコから来るのよ?…次回に続きます。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.3508 鉄道保存施設を探る