新・駅長日誌

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丹後くろまつ ④

2016/09/11(Sun)

北海道へ行こうと計画して、ソノ実行前日になって各地で台風の被害
が報じられ、まず道内の鉄道エラい事になったという事を知りました。

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…必死こいて代替案を考えてたうちの1つがコレ
函館まで札幌~旭川周辺大丈夫という事で、不通区間レンタカー
で走破してはどうか?というモノです。

どちらも不可能ではナイのですが、函館~札幌飛行機が取れたのと
旭川~帯広道路もまた不通区間が多いという事でヤメにしました
クラ駅長です。

それに片道となると「乗り捨て手数料」というのが発生しますよね。
見積りでは、どちらもソレが基本料金より高くなってしまいました。
流石は北海道です。距離が半端じゃナイんですよ。

さて「丹後くろまつ」です。暫くは列車を離れて丹後由良駅近くに
ある北前船の資料館と足湯を楽しむ事にしましょう。

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…正確には「由良の戸 千軒長者の館」というそうです。
丹後由良は左右の舞鶴天橋立に挟まれ、観光地としては地味な場所
のイメージがありますが、夏場の海水浴スポットであり、歴史的な見所
も多い
ようです。

そしてココは古くは東北や蝦夷地(北海道)との海運を担う北前舟
基地となる港として栄えていたようで、多数の資料が残されています。

担当の方が詳しく解説して下さいました「千軒長者」というのも、
ソノ事業で財を築いた人
に由来するのかも知れません。

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…こういうハナシを聞いて「昔の人はスゴいなあ」で片付けるのは簡単
なのですが、時代が古けりゃ古いほど、現代より「人間の伸びしろ」
は大きかったと思うんですよね。

色んな事に関して開拓の余地が沢山あり、特に学歴のない者でも根性
「やる気」で身を立てる事が出来たと言うか…

現代…殊にココ20年程「働きすぎない、頑張らない事が美徳。」
なっちゃってるでしょ?だから目立つ事をすると叩かれる風潮なんじゃ
ナイのかと?
私がもっと昔に生きてたらもう少し成功してたと思うのですが。

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日頃の愚痴は程々にしまして、続いては足湯に入りましょう。
「安寿足湯」と言うそうな。…老人福祉施設みたいな装飾の説明書きが
目に付きます。タオルや団扇も貸してくれますよ。
 
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8月の末とは言え大雨寒いぐらいの気温でしたから、束の間ですが
温まることが出来ました。…いつものように足の指を目一杯広げて
水虫菌殺菌する事にしております。

お茶とお菓子も頂きまして、そろそろ発車時刻のようですので、
案内して頂いた皆さんお礼を述べたら、列車に戻るとしましょう。



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No.3486 乗り鉄日誌>第三セクター路線