新・駅長日誌

…バスの車内にありました。奈良公園
近くにある和食屋さんの求人広告です。

「観光客の増加により連日
繁盛しています！」…か。

長らく飲食店に勤務してた私の経験
から言うと、この文句は逆効果でしょう。

経営者や店長クラスの人なら、売上や利益が上がれば業績報奨金
みたいなモノは出るかも知れませんが、パートさんの給料なんてのは、
忙しかろうがヒマだろうが基本的に同じです。

同じ給料だったらヒマな方がいいと思うのが人情でしょ。
「大変そうだから応募はヤメとこう」と思う人の方が多いような気がする
クラ駅長です。…現に結構な期間、掲載しっ放しだし。


さて片上鉄道です。
復活運転の体験乗車を楽しんだ後は、再び
駅舎の周辺を見てみましょう。

まずは鉄道の現場にありがちな、安全週間の
スローガンですが、ホントに芸が細かいですね。

「同和鉱業㈱片上鉄道事業所」ってのが、
現役当時の正式名称なんでしょうが、勿論
現在はコノ駅周辺の保存施設のみしか存在
しない筈なのに、気合が入りすぎでしょ？
…しかも期間までピッタリだし。

そして窓の奥をよく見たら、閉塞機を操作する駅員さんの姿が…。
繰り返しになりますが、皆さんホントに鉄道員になりきってます。
ある意味、羨ましい光景ですね。



…そんな感じで時刻はそろそろお昼です。上手い具合にホームの
仮設売店で色んなモノを売ってますので、見てみましょう。
地元のパン屋さんの出張販売のようですね。

鉄道に関するモノとしては…「トンネルちくわパン」とか「通票クッキー」
辺りでしょうか？



「じゃあソレだ！」という事で、上記の２点と瓶入りジュースを購入。
「トンネルちくわパン」は、ポテサラが詰まったちくわが入ってました。
…貫通してナイじゃないですか！

「通票クッキー」は見ての通りです。よく出来てますね。
穴を抜いた部分は試食品として置いてありました。…社長への土産に
しようかと思ったけど、どうせ喜ばれないので自分で食った（のろ殴）。



そうこうするうち、車庫からキハ303号が出てきて２番線に入り、先程の
キハ702号と並びました。

…塗装は303号の方がキレイですが、走行機器類は調整中だそうで、
試運転がてらに動かしたそうな。
複数の車両を動態保存で維持するのも大変な事でしょうね。



続いては３番線に入ってる客車列車です。
…整備士さんが連結部のホースや電気コードをいじってましたが、
コレはこの後、こちらの客車列車も動かす予定があるからだそうです。

普段は外からしか見る事が出来ませんが、コノ日は「客車ギャラリー」
と称して、車内で古い写真の展示をやってるらしいです。
早速見に行ってみましょうか。

※→次回に続く

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