宮原線跡地を探る ④
2016/08/04(Thu)
私が使ってる営業車のエアコンは、
風量が6段階に調節出来ます。
タクシーというのは基本的に2名の
運転手が交代で使うモノなのですが、
朝にエンジンを掛けると、この風量が
最大になってて驚く事が多いクラ駅長
です。
試しに私もやってみたら…。
ウルサくて使えたもんじゃナイでしょ! 周囲の音が殆ど聞こえません。
コレで運転してるって、もう1人の人はどういうアタマなんでしょう?
ってかエアコンってのは、風量が上がるほど冷却源(又は熱源)のソレ
が吹き飛ばされるから、期待した温度から遠ざかる気がするんですよ。
要するに夏だと余り涼しくナイと言うか。
…私はコノ車種に関して言えば、2が標準。3でも過剰だと思いますよ。
さて宮原線ですが、宝泉寺の次の麻生釣は山間部で、草に埋もれて
大変だという事なので、カットして北里です。
「細菌学の父」と呼ばれた医学博士、北里柴三郎氏の出身地だそうな。
途中で県境を越え、熊本県に入ります。阿蘇の外輪山の北の端っこ
ぐらいに当たるんでしょうか?
…電光掲示板には、まだまだ不穏な事が書いてありますね。
えーと、ココでいいんでしょうか?道路脇がまた広場のようになってて
道の駅が併設されています。そこにホーム跡のような建造物があり、
何故か「妖怪ウォッチ」のコマさんみたいなのが居ました。
…よく造り酒屋さんの店先に、杉の葉っぱで作った玉が吊るしてあり
ますが、アレと同じような作り方のようです。…なんでコイツ?
ホームには駅名標がありますが新しすぎる?…どうやら復元品らしい。
と、ココにもホームと駅舎を繋ぐ通路&階段が残ってますが、今ある
ホームの位置とは微妙にズレてますので、移築されたモノなんでしょう
(歩王さんの推測そのまま)。
…そう言えばホームの屋根も、実用品にしては不自然に急角度ですね。
宮原線には、開通当時から残るコンクリート製のアーチ橋が何箇所
かあり、北里駅の横にもソノ1つを見る事が出来ます。やはりココも
文化財としての指定を受けてるようですね。
ココから終点の肥後小国までは、廃線跡が
遊歩道として整備されており、アーチ橋の
上も歩く事が出来るようになっています。
…お天気が良ければハイキングなんかしても
気持ちイイかも知れませんが、今回はヤメて
おきます。
ココに車を置いて行くのも中途半端だし。
という事で再び車に戻り、次は終点の肥後小国
を目指しましょう。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.3448 鉄道廃線跡を探る