宮原線跡地を探る ①
2016/08/01(Mon)
毎年8月1日から始める事にしております
「お釣り要らないよ貯金」…通称
「わんわんお様貯金」ですが、締め日の
昨日、前年分を数えた所、124,145円
という結果になってましたクラ駅長です。
…昨年より2万円近く下回りましたね。
コレも不況のせいなのかしら?
でも臨時収入には変わりありません。
今年は何に使おうか?…まずは経年劣化した「もどき号」の外装…
水垢汚れなどを、プロの技術で落としてもらうアレを計画しております。
さて九州です。
豊後森で機関庫跡地の公園を見た後、続いては宮原(みやのはる)線
の跡地を探りに行くのですが、まずはソノ前に昼食を頂きましょう。
…駅前の通りで、先程から気になってた
ラーメン屋さんがあるんです。
慶馬屋さんという屋号のようですが、まず
外装が駅舎などと同じ水戸岡デザイン
です。レプリカでしょうがドアにキューロク
のプレートも見えますね。
…ココの通りの並びには、他にも同様の
お店が何件かあります。
メインはラーメンは一種類だけなの
ですが…機関庫唐揚げって何?
ご主人に訪ねた所「今日は品切れで
出来ないんです」と…。モノとしては、
石炭に見立てて食べれる竹炭をまぶした
唐揚げだそうな。
…若桜で頂いた薄焼き煎餅と同じような
発想でしょうね。
ちなみにお店の外装に関しては「デザインを揃えると補助金が出る」
という事で、ご主人は特に鉄ヲタなワケではナイという事でした。
…素直で結構。「商店街ぐるみで機関庫で町おこし」という感じで
しょうか?でもSLの修復ボランティアには参加されたそうですよ。
豪雨で冷え切った所に、本格的な九州ラーメンは非常に美味でした。
では午後の部に移りましょう。
宮原(みやのはる)線は、豊後森から1つ大分寄りの恵良から熊本県の
肥後小国までの26.6kmを、昭和59年まで営業していた路線です。
当時読んだローカル線の本(…多分
コレ)で紹介されていたのですが、
添えられてる写真が「これぞ九州の
ローカル線!」という感じでスゴく風情
があって、ずっと行きたいと思ってた
所でした。
なのに自分が大人になった頃には
アッサリ廃線ですから、私の中で
「幻の路線」に近い憧れの場所です。
まずは豊後森から恵良に向かいます。
路線の基点は恵良ですが、宮原線の
列車は基本的に全て豊後森発着
だったようです。
久大本線と平行した道路で、列車に
出会いました。時刻表から推測して
豊後森1239の「ゆふ72号」かな。
…咄嗟の事で後ろがギリギリでした。
そんな感じで恵良駅に到着。宮原線を探る旅はココからスタートです。
こちらも最近になって改装されたと思しきキレイな駅舎でした。
建物内には、町の歴史を伝える小さな資料館も併設されています。
…今回の宮原線の旅に関しては、先人の記録として歩王さんのブログ
を大いに参考にさせて頂きました事を、先に記しておきます。
駅舎側の1番線ホームから豊後森方向を見ると、信号機の向こう側、
草に埋もれた部分が3番線の線路跡だという事が分かります。
線路は無くなってますが、2番線の反対側が3番線…島式ホーム
だった名残も見て取れますね。
豊後森を出た宮原線の列車は、駅の手前から分岐して3番線に入り、
肥後小国方向へと反れて行った感じなんでしょう。
では地図と航空写真を頼りに、出来るだけ当時の線路跡に近いルート
を走って行く事にしましょうか。
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No.3445 鉄道廃線跡を探る