新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

小松市 ポッポ汽車展示館 ①

2016/07/06(Wed)

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社員旅行の2日目、若桜駅で昼食を
頂いた12系客車の車内にありました。

…アレも一応は飲食店としての許可
を取ってあったようですね。

飲食店営業にはまず、調理士
食品衛生責任者の資格がある人を
1人と、保健所の営業許可が必要
なんです。

後者の資格は私も大阪府のを持ってますが、コレは講習会に出て
朝から夕方まで1日勉強すれば誰でも貰えます

飲食店の営業許可の方は、基本的にはお店を作った時の図面(大体は
改装業者を使うから、そこから貰ってくる。)を提出して、実際にソノ通りか
どうかの立入検査を受けるのですが、目的によって結構な種類があり
但し書きの所に明記されるんですよ。

ココの場合「調理加工をしてはならない」とありますから、当日のように
ヨソで作った弁当を持ってきて販売するだけ。…という事になります。

…しかし例えば公園のベンチで、客が勝手に弁当を食べるだけなら
飲食店には当たらない筈なので、念の入った話だと感心したんですが…

図面はどうした?12系客車の設計図を提出したんでしょうか?
と気になったクラ駅長です。

さて小松市です。粟津の公園内にある「なかよし鉄道」を見た後は、
市街地から少し走って、次の目的地に向かいます。

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尾小屋鉄道は元々、北陸本線小松に隣接する新小松から、南方へ
営業キロで16.8km、古くは少量の金、明治期にが採掘されていた
尾小屋鉱山への鉱山鉄道として営業していました。

…その終点近くにも保存施設があると聞きましたので、行ってみます。
一部は廃線跡も含むのかも知れない県道を走り、20分程度で到着です。

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鉱山資料館に併設された「ポッポ汽車展示館」という施設で、屋根の
ある小さ建物に3両の車両(機関車・気動車・客車が各1両ずつ)
保存されています。

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後述しますが、ココでも月に1回程度保存会の皆さんによって
復活運転が行われてるのですが、基本的には無人の施設です。
勝手に見学してもイイようなので、早速見に行きましょう。

…外から撮ると黒くて分かりにくいのですが、まずはタンク機関車です。

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5号機?…立山重工業ってのは、軽便の車両では割とメジャーな
メーカー
だったと記憶しておりますが、昭和22年製造ですか。

技術としては既に、内燃機関によるディーゼルやガソリンの機関車
存在した筈ですが、ソレでもSLを作ってた(そして買ってた)という
心意気が、軽便鉄道らしくて面白い所です。

…飾ってある現役時代の写真を見るに、無蓋貨車に人が乗ってるのが
見えますな。コレも軽便鉄道らしい楽しさでしょう。

では更に見学を続けます。

→次回に続く



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No.3419 鉄道保存施設を探る