新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

三河線廃止区間を再び探る ①

2016/05/26(Thu)

昨日は日帰りで行ける鉄道保存施設ネタの1つとして、石川県小松市
まで行っておりましたクラ駅長です。

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JR小松駅近くにあるクハ489の保存車両がある公園を見て、当地の
軽便鉄道として存在した尾小屋鉄道の体験乗車にも乗ってきました。

往復で600kmというのは些か疲れましたが、今回も珍しいモノが色々と
見れましたよ。例によって詳細は後日です。

さて新たな報告です。
続いても5月の居酒屋セブン期間中昼間企画の1つ、前回見つけただけ
碌に見れてない名鉄三河線廃止区間を再び訪れてきました。

…まずは名古屋市中心部から車で30分ほどの所、駅舎がそのまま残る
三河広瀬駅(跡地)からスタートです。

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何の説明もなかったら、営業中の駅かと見紛うばかりの佇まいです。
…私は今まで、名鉄色んな駅の跡地に行ってきましたが、ホントに
よく
残してあるなあと感心しますね。

(※名鉄に詳しい松井さんに訊いた所、税金などの関係建物の名義
 が名鉄のままだとは限らないらしいですが。)

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建物周辺に誰も居なかったのですが、入口も特に施錠されておらず
中に入る事が出来ました。

窓口などの遺構はそのまま残ってますが、室内は大衆食堂みたいな
雑多なテーブルと椅子が多数あり…何に使うんでしょ?
(一枚だけ「五平餅○○円」って短冊が貼ってあった。茶店なのか?

鴨居の上に残る運賃表から、営業していた頃の路線の姿が分かります。
猿投より下方向は、今でも現役の三河線ですよね。

…但しコレは見ての通り、元からココにあったもんではなく、知立
寄りの若林駅で使われていたモノのようです。

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左はコレも駅舎内にあった写真の複写ですが、現役当時の風景か。
レールバスが写ってますから最末期でしょうが、なんでしょうね。
紅葉がキレイな駅だったようです。


駅前
には、ソノ名ズバリ「広瀬屋」という旅館がありました。
昭和の頃ドコの田舎でも、こんな感じの商人宿が駅前にあったもん
ですが、残ってる所は少ないでしょうね。…殆ど寅さん映画の世界です。

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そんな感じでホームに出てみました。…鉄柵などは錆びてるものの、
駅名票やベンチなどそのまま残っています線路土に埋もれ気味
ですが、ちゃんと確認出来ますね。

枝下(猿投)方向未確認なのですが、カナリの距離で線路跡が
続いてる
感じがしました。

…ココって、ハイキングコースみたいな感じで整備されてはナイ
でしょうか?(案内板みたいなのは特に無かった。)そうすれば面白い
と思うんですがね。

上の画像の反対側が、先月も訪れた終点の西中金方向になります。
では、見れる範囲で廃線跡を探ってみる事にしましょう。



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No.3378 鉄道保存施設を探る