デハニ50体験運転 ②
2016/05/11(Wed)
…5月に入り、車載用のカレンダーも
新しくなっておりますクラ駅長です。
このように貼ってあると、やはり
「コノ人を乗せたんですか?」という
聞かれ方をする事が多いのですが、
ソレは残念ながらありません。
と「誰?」というレベルの質問も多い
ので、名前を追加して貰ってます。
「お釣は右手で受け渡し」は、普段からある接客マニュアルの1つです。
ちゃんと体をヒネってお客様の方を向きましょう。…という事。
さてデハニ50の体験運転ですが、まずは専用線の横のプレハブ教室で
講師の先生から「電車の動く仕組み」について教えて貰います。
…5歳児のYくんには難しい内容なので、「好きな事しててイイよ」って
お絵描き帳が与えられておりますが。
右の画像の大きな金属部品は、抵抗器の中に入ってる「抵抗」の部分。
…全くニクロム線みたいな格好をしてて笑えますね、2つ持ってきたら
食パンとか焼けそう。
こっちがブレーキシュー。…車輪を挟んで動きを止めるアレです。
大きな方が、錆びてますが新品。小さい方が使用限界を超えて外された
モノ。使ってるうちに、こんなに磨り減ってしまうという見本でした。
やはり電車の運転というのは、そのブレーキ操作が一番難しいという
事で、コレまた廃車体から外したようなブレーキ弁で操作の練習。
デハニ50の体験運転の先輩であるたかやすさんから「独特で難しいよ」
というハナシは聞いておりますが、果たして上手く行くもんでしょうか?
そんな感じで一通りの講習を終え、続いては車庫内を案内して頂く
事になっております。
映画の「Railways」でも登場した検修工場ですね。…コノ日は先代の
「しまねっこ号」が、検査のために入庫しておりました。
…たかやすさんが大好きな元南海ズームカーの3000系。
後日「あと1本残ってましたよ」と報告したら「あと1本しか残ってナイん
です!」と返されました。…名車が段々と淘汰されて行く時代ですな。
そして、コレまた映画にも登場した軌道自転車の体験。
本来はペダルを反対向きに漕ぐとバックするんですが、何故か機能せず
(普通の自転車と同じ感じ)押して戻す羽目になったりして…。
珍しいモノが色々と見れる車庫見学は、まだまだ続きます。
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No.3363 鉄道保存施設を探る