新・駅長日誌

…帰ってきましたクラ駅長です。



山陰の３日目は木次線に沿って車で走り、今まで行けてなかった亀嵩駅
の蕎麦屋さんとか出雲坂根駅のスイッチバックを外から見たりとか…
乗り鉄だけでは難しい所を補完してきました。

折角免許と自家用車があるんですから、たまには活用しないとね。
 
さて名松線です。松阪を出て約30分で、交換設備のある家城に到着
しました。ココで上下交換のため、約10分間の停車時間があります。
…外へ出てみましょう。



…ぇ、目が据わってる？はい、駅弁と一緒にビールも頂いておりました
ので。と言うか今日は、伊勢志摩ライナーから飲んでたのですが。

松阪から家城までは、不通時代も運転されておりましたので、ココからが
新たに復旧した区間という事になりますね。
…心なしか、線路の錆がまだ多めに残ってるような気がします。



…先頭に陣取ってた乗り鉄さんたちは、駅スタンプに走っておりました。
私は「後で見返す」という事をしないので、特に集めたりはしてません。
ココに載せてる駅名標との記念写真がソノ代わりのようなもんですね。

…やがて対向列車が到着。コレは人が捌けるのを待って撮りましたが、
ジョイフルトレインなみの大騒ぎでしたよ。



ココで列車が交換するという事が、まさに全線復旧を象徴してるような
感じで、 見送る駅員さんの表情も嬉しそうに見えました。

でココから先の踏切を見てて気付いたのですが、最終的に伊勢奥津
までほぼ全ての踏切に、このような幟旗が立ってるんです。

営業運転は3月26日からですが、2月16日ってのはソレに向けての
試運転が始まった日だと思われます。…数年間止まってたら、
一旦停止を忘れる人も居たりするのかも知れませんな。



という事で再び発車です。初めてココから奥へ入る人も居るのか…
さっきより、明らかにギャラリーが増えてますね。

名松線の台風被害は、沿線の数十箇所にも及んだそうで、具体的に
「ドコの橋梁が流された」とかいうハナシではナイと聞いております。

…軌道を見てると、明らかにバラストが新しい箇所が幾つもあったので
ソレらが今回復旧した所という事でしょうか？

線路は段々と山間に分け入り、終点の伊勢奥津を目指します。

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