新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

大仏鉄道廃線跡めぐり ②

2015/09/04(Fri)

まだちょっと構想中と言うか、漠然と考えてるだけなのですが、新企画を
1つ思いつきました
クラ駅長です。

今まで書いてきたブログのうち、観光列車とか珍しい車両廃線跡めぐり
などについて、記事を再編集して1つのネタにつき1ページで、html形式
のページ
にまとめて公開していこうかと。…勿論、これから先に行く分
同様ですが。

要するに、色んな検索でウチのブログがヒットして、一般の方にも見て
頂いてるという状況なので、内輪ウケの前説などはカットして、
資料としての使用に耐え得るモノを作ろうかと言う事なんです。

作業としては手間がかかって面倒ですが、基本的に好きな事なので、
ソレなりに頑張ります。適当にお楽しみに。
 
さて大仏鉄道ですが、イイお天気の中を廃線跡めぐりの旅(徒歩で)
に出発しております。

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駅の南側にある踏切を渡り少し行くと、
SLの静態保存車があるという事なので、
次はソコに行ってみましょう。

…上記のような、廃線跡めぐりを案内する立て札が各所にあるので、
迷わずに歩けるようになってます。

(※後から気付いたんですが、このタイプの立て札木津川市内に
限られてるようで、府県境を経て奈良に入ったらありませんでした。)

20150904c.JPG20150904d.JPG











大仏鉄道とは時代がカナリ違いますが、国鉄のC57型が関西本線から
見える位置に置かれています。

「奈」は勿論奈良機関区ですね。駅の西側…今はなら100年会館など
があるエリアには、昔は転車台と扇型機関庫がありました。流石に
私はSL世代ではありませんが、設備が残ってたのは覚えてます

20150904e.JPG20150904f.JPG











そんな感じで暫くは線路から離れ、のどかな田園風景の中を歩きます。

…元々歴史が好きなので、地蔵とか道標とか常夜灯のような石造物
を見つけると、ついつい碑文や年号などを読みに行くクセがあり…

地元の方から見学者に対しての注意書きもありましたが、夏の炎天下
の事、作業の人影は見ませんでしたので、そのまま農道を歩きます

20150904g.JPG
暫く歩くとJR関西本線の下をくぐる
所に至ります。

手前のコンクリート製の橋桁があるのが
関西本線、奥に見える同じような橋脚
だけど
線路がナイやつが、大仏線の
観音寺橋台です。

加茂駅を出た関西線と大仏線は、コノ辺り
まで並行して走ってたらしいですね。

そして、ココから大きくきく線路が分かれて行く線形だったようなんです
が、どちらも同時期に作られた橋脚であるというのがミソです。

20150904h.JPG
…こっちは反対側から見た構図ですが、
左右のレンガ積みの橋脚の上、草が
茂ってる部分に線路が乗ってた
という
事になりますね。

大仏線のは9年で使われなくなった
のに対し、関西線の方は100年以上を
経て今でも現役で列車が走る高架橋
である
と言う…ちょっとした哀愁
感じたりしないでしょうか?

…折角だから関西本線の今の列車を絡めて撮りたかったんですが、
歩いてたら音で「さっき通ったばかり」というのが分かったので断念

という事で廃線跡めぐりの旅も、段々と本格的になってきました。
まだまだ続きます。先はまだ長そうですね。



参考…木津川市観光ガイド>観光スポット>大仏鉄道
http://www.0774.or.jp/spot/daibutu/index.html

③ C57機関車の展示
④ 観音寺橋台

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No.3113 鉄道廃線跡を探る