新・駅長日誌

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立山黒部アルペンルート ③

2015/06/10(Wed)

何かのニュースサイトで読んだのですが、宅配便などの「再配達」
ってのがココ最近、全体の2割を占めるようになったそうな。

…昔みたいに「高確率で家族の誰かが家に居る」という世の中じゃ
なくなったという事でしょうね。私だってそうです。

自分が旅先から送ったり、知人に頼む場合は時間指定もしやすいですが、
通販だとそうも行かないケースが多いでしょ?だからもぅ、
「私宛ての荷物は全部、営業所(又は郵便局)留めにして下さい。」
という事前登録が出来たら便利だと思います。で、ソコに到着したら
メールで通知が来る
システムを作ればヨロシイ。後は、都合のイイ時に
自分で取りに行く。配達の人の二度手間も防げますね。

…ってか、現状で2割という事ですが、もっと多いと思ってました
コレが5割ぐらいになれば実現するんではナイかと思うクラ駅長です。

さて、立山黒部アルペンルートですが…次はココ室堂から、初体験
トロリーバスに乗車です。

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元々、アルペンルート内のトロリーバスと言えば、
黒部ダム側関西電力が運営する路線
有名ですが、実はこっちにもあります

元々は普通のディーゼルエンジンのバスだったらしいですが、1996年
「電化」されたそうな。…ほぼ全区間がトンネルなのに、よくディーゼルで
やってたもんだと思いますが。

さて、トロリーバスというのは、見かけが完全に「自動車」ではありますが
鉄道の仲間だというのは、よく知られたハナシですよね。

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頭上には架線があり、屋根に集電用のポール
があります。
見た感じ、左右に1メートル程度の振れ幅
なら大丈夫な感じです。ソレ以上離れると、
ポールが架線から外れる…で停まって直すと。

市街地を走ってた頃は、障害物を避ける時
等で、そんな場面が時々あったらしいですが、
全線が専用軌道だから、まぁ大丈夫でしょう。
 
ちなみに車体に書いてある「立山黒部貫光
という社名は、「観光」の誤記ではなく
「立山と黒部を貫く」という意味があるそうな。

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そして運転席…。
運転席の計器類は電車に近い感じですが、
方向ステアリングで操作すると…
死角になってますが、加速減速
アクセルとブレーキでするんだわな。

「法的に鉄道だ」と言っても、何となく
アッサリ納得出来ないモノが
残りませんかね?どっちに近いか
と言えば、やっぱり自動車でしょ?

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軌道は必ずしも「鉄」でなくてもイイ
札幌の地下鉄「鉄道」です。
名古屋の「ゆとりーとライン」も、バス
とは言え、軌道があってステアリング操作
が要らないから、まぁ分かります。

軌道はなくても
架線から離れて走行
する事は出来ないだから鉄道だ!
ってのは、ちょっと無理ナイですか?
そこで考えたのですが…

だったらもし、例えば決まった水路があって、頭上に張った架線から
集電して走る船があったら、コレも鉄道なのか?流石に違うでしょう。

…ぃゃ、俺はトロリーバスなんて鉄道として認めない!」ってハナシ
ではなくて、単純に引っ掛かるだけなんですがね。

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何事かを決める時、よく考えないで誰かが
「たまたま思いついた」
事が、そのまま後世
まで尾を引いてる
というのは、古い法律など
にはよくある事のような気がします。

そんな事を考えつつ、約10分で次の地点
大観峰に到着しました。

…写真は撮れませんでしたが、トンネルは
鉄道で言う所の「単線区間」みたいな感じで、
途中に離合できる信号場があります。

客数に応じて、走らせる台数を自由に調整
出来るのは「バス」の便利さでしょう。

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という事で、次はロープウェイですか。
コレまた「法的に鉄道」であり、こちらは納得
出来ますが、乗り潰しとしては対象外です。

…恐らく、ロープウェイを含めると、スキー場のリフトなんかも入れる
必要があり、全てを把握する事は不可能に近い。…のだと思われます。

ロープウェイとて、例えば十津川村の「野猿」みたいに個人的かつ
手動方式
のなんて、ドレだけ存在するのか分からんわね。

せめて「金属製の車体を有するモノ」ぐらいは調べて乗り潰せたら
面白そうですが、今更イヤだな。とんでもない山奥にあったりするし。

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えーと、ココ立山ロープウェイ全長が1.7kmですが、景観保護のため
途中に支柱が全くないのが特徴です。…確かに素晴らしい眺望でした。

で、下に見える緑色のが黒部湖です。
ロープウェイを降りたら、次はまたケーブルカーで山を下りますよ。



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