急行「はまなす」 ③
2014/08/24(Sun)
北海道で宿泊した、あるホテルの話…。
着いた日の夜は暗いし、疲れててよく分からなかったのですが、
朝起きたら窓の外が無駄かつ中途半端にメルヘンな世界で
少なからず驚いたクラ駅長です。
私が泊まった階だけが「ロの字」になってて、中庭に当たる部分。
つまりは下の階の屋上のようなのですが、
特に外へ出て散策出来るでもナシ、単なるオブジェのようです。
(家に見えるのは何かの機械かも知れませんが)
…なかなかに昭和なセンスで、朝から脱力しつつも少し和みましたよ。
さて急行「はまなす」ですが…日付が変わった頃に函館に到着しました。
ココで機関車をDD51に交換。いわゆる「星釜」
というヤツです。 トワイライトやカシオペアは
重連ですが「はまなす」は12両でも単機なのね。
…青函トンネルは、最後尾から見れるもんなら見ようと思ったん
ですが、 車内の冷房がキツめなせいか、窓ガラスの外側が結露
してて全く展望が効きませんでした。
でも2つの海底駅は、写真は無理でしたが何とか見れましたよ。
深夜で無人な筈なのに、ホームには煌々と明かりが点いてて
安心感を覚えますね。
北海道側の最初の駅、木古内は僅か数秒だけど運転停車がありました。
…室内灯を点けた江差線の気動車と交換して驚きましたが、最終列車の
ようです。
そんな感じで函館駅。 私は指定席ですが敢えて通路側を取ったので、
隣席の人に気兼ねなく出入り出来ました。
コレは正解。どうせ殆ど寝ないし歩き回るからね。
ちなみに隣のお兄さんは、一眼レフと時刻表を持った、いかにも「同業者」
な方でしたが、南千歳あたりまで1回も席を立たず爆睡。
…人それぞれではありますが「勿体無い」ハナシだと思いました。
函館駅は行き止まりの構造なので、着いた列車の最後尾に次の機関車を
付ける形です。 コレばっかりは老若男女、起きてる人は全員が見物に
出てきた感じです。興味なくても面白いわな。
…激しくブレましたが、任務を終えた
DE79が去って、いよいよ発車。
そして函館から進行方向が変わり
ますが、座席の向きはどうすんのさ?
…昼間なら隣近所で話し合って順に回して
行けばいいのですが、
ほぼ全体が「そのまま」でしたね。
じゃあ最初から札幌向けとけば?
距離と時間の比で言えば、ココから札幌までの方が長いんだから。
ぁ、もしかして上りの「はまなす」は発車時点で逆向きになってる?
だったら整備の手間も少なくて済むわな。
という事で深夜の函館本線を、まずは長万部に向かって走ります。
上り「はまなす」とはドコですれ違うのか?時刻表を検討したら、
恐らくですが大沼~森の8の字部分に当たるらしい。
お互いの姿は見えないようですね。…ちょっと残念。
やがて深夜の長万部に停車。
こんな時間でも貨物が結構通るんです。
で、何かよく分からんけどトラブルが
あって、駅舎の方から警察官が
走ってきて、初老と思しきオッサンと
長々と揉めてました。
お蔭で約20分の遅れ。
気にしてる人は少ない感じでしたけど。
ココからは室蘭本線へ入ります。
前回は小樽経由(函館本線の続き)に
乗ったので新規区間なのですが、
暗いし殆ど通過するので
詳細は翌日に持ち越しだな。
…東室蘭の手前あたりで夜が明け始め
ました。北海道は朝が早いですよね。
そして約8時間の旅を追え、
終着の札幌です。
結局20分の遅れは取り戻せなかったようです。
北海道は、初めて乗る各路線も楽しみ
なんですが、現地までの手段として
「はまなす」を選んでホントに正解でした。
いつまで残るか分からない最後の夜行急行だし、昔ながらの客車で
懐かしさも満点。 機会があれば次はカーペットか寝台車を押さえて
おきたいですね。「廃止される」と発表されてプラチナ化する前に。
では早朝ではありますが、引き続き札幌の地下鉄と路面電車の
乗り鉄に参ります。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
着いた日の夜は暗いし、疲れててよく分からなかったのですが、
朝起きたら窓の外が無駄かつ中途半端にメルヘンな世界で
少なからず驚いたクラ駅長です。
私が泊まった階だけが「ロの字」になってて、中庭に当たる部分。
つまりは下の階の屋上のようなのですが、
特に外へ出て散策出来るでもナシ、単なるオブジェのようです。
(家に見えるのは何かの機械かも知れませんが)
…なかなかに昭和なセンスで、朝から脱力しつつも少し和みましたよ。
さて急行「はまなす」ですが…日付が変わった頃に函館に到着しました。
ココで機関車をDD51に交換。いわゆる「星釜」
というヤツです。 トワイライトやカシオペアは
重連ですが「はまなす」は12両でも単機なのね。
…青函トンネルは、最後尾から見れるもんなら見ようと思ったん
ですが、 車内の冷房がキツめなせいか、窓ガラスの外側が結露
してて全く展望が効きませんでした。
でも2つの海底駅は、写真は無理でしたが何とか見れましたよ。
深夜で無人な筈なのに、ホームには煌々と明かりが点いてて
安心感を覚えますね。
北海道側の最初の駅、木古内は僅か数秒だけど運転停車がありました。
…室内灯を点けた江差線の気動車と交換して驚きましたが、最終列車の
ようです。
そんな感じで函館駅。 私は指定席ですが敢えて通路側を取ったので、
隣席の人に気兼ねなく出入り出来ました。
コレは正解。どうせ殆ど寝ないし歩き回るからね。
ちなみに隣のお兄さんは、一眼レフと時刻表を持った、いかにも「同業者」
な方でしたが、南千歳あたりまで1回も席を立たず爆睡。
…人それぞれではありますが「勿体無い」ハナシだと思いました。
函館駅は行き止まりの構造なので、着いた列車の最後尾に次の機関車を
付ける形です。 コレばっかりは老若男女、起きてる人は全員が見物に
出てきた感じです。興味なくても面白いわな。
…激しくブレましたが、任務を終えた
DE79が去って、いよいよ発車。
そして函館から進行方向が変わり
ますが、座席の向きはどうすんのさ?
…昼間なら隣近所で話し合って順に回して
行けばいいのですが、
ほぼ全体が「そのまま」でしたね。
じゃあ最初から札幌向けとけば?
距離と時間の比で言えば、ココから札幌までの方が長いんだから。
ぁ、もしかして上りの「はまなす」は発車時点で逆向きになってる?
だったら整備の手間も少なくて済むわな。
という事で深夜の函館本線を、まずは長万部に向かって走ります。
上り「はまなす」とはドコですれ違うのか?時刻表を検討したら、
恐らくですが大沼~森の8の字部分に当たるらしい。
お互いの姿は見えないようですね。…ちょっと残念。
やがて深夜の長万部に停車。
こんな時間でも貨物が結構通るんです。
で、何かよく分からんけどトラブルが
あって、駅舎の方から警察官が
走ってきて、初老と思しきオッサンと
長々と揉めてました。
お蔭で約20分の遅れ。
気にしてる人は少ない感じでしたけど。
ココからは室蘭本線へ入ります。
前回は小樽経由(函館本線の続き)に
乗ったので新規区間なのですが、
暗いし殆ど通過するので
詳細は翌日に持ち越しだな。
…東室蘭の手前あたりで夜が明け始め
ました。北海道は朝が早いですよね。
そして約8時間の旅を追え、
終着の札幌です。
結局20分の遅れは取り戻せなかったようです。
北海道は、初めて乗る各路線も楽しみ
なんですが、現地までの手段として
「はまなす」を選んでホントに正解でした。
いつまで残るか分からない最後の夜行急行だし、昔ながらの客車で
懐かしさも満点。 機会があれば次はカーペットか寝台車を押さえて
おきたいですね。「廃止される」と発表されてプラチナ化する前に。
では早朝ではありますが、引き続き札幌の地下鉄と路面電車の
乗り鉄に参ります。
※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。
No.2737 乗り鉄日誌>JR北海道