新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

急行「はまなす」 ②

2014/08/23(Sat)

夏の北海道なんか旅してると、当たり前ですが同業者(乗り鉄)
よく見かけます。

…大抵がソロ活動であり、お互いに干渉されたくナイであろうから
声とか掛けたりしませんが(社長の場合は「珍しいから」別だろうが)
見てると「人それぞれ」で面白いもんだと思うクラ駅長です。

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ある路線で見かけた乗り鉄さん「行路表の比較」
乗る列車の時刻からホームや乗り継ぎ時間駅からホテルまでの地図
なんかもバッチリPCで出力してファイルしたのをお持ちのようです。

私は手書きのメモと、例の「傍から見ると意味の分からん時刻表」のみ。

…どうせ時々「その場で変わる」し、編成なんかをメモしたりするし
そもそもコレは仕事中空き時間に作ってるケースが多いので。
地図スマートフォンのアプリで済ませます。
…ソレが無かった頃は駅前の案内図をメモに写したりしてたよな。

皆さんは「どっち派」でしょうか?
さて急行「はまなす」です。 …ってまだ発車してないのかよ!

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往年の国鉄ブルートレインの雰囲気そのままの
B寝台車
。 …各地で同系列が博物館だの
展示施設行きだと言うのに、ココでは
現役なんだからスゴいですね。

ホントに子供の頃(中学生ぐらいが最後か?)
に乗ったキリです。 特急が臨時列車でしか
存在しなくなり
人気殺到でなかなか
乗れない
状況のようですから 狙い目はココ
でしょうね。

ちなみに当日に見てたら指定席は満席
自由席厚かましい寝相の人の隣
以外はほぼ満席の状況でしたが、
寝台は上段が幾つか空いてるようでした。座席に比べりゃ高いからね。

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あと駅や車内の放送で「車内販売はござい
ません!」って散々に脅かされたのですが、
スハフに飲み物の自販機があるんですね。

ぁ、でもビールはナイのか。
機関車は周知の通り、函館までがED79です。ホームの端が立入禁止
だったので、撮れるのはココまでです。

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国鉄末期だと線路に降りてる者
居たりして。でも特に怒られもしなかった
よう記憶してます。

そんな感じで、客車列車特有の「ガクン」
という揺れ
を感じて発車。
落ち着いた所で夜食を頂きましょう。 

青森も何度目かの下車なので、被らない
ように駅弁を選ぶのも大変な状況…。
「みちのく味めぐり」は、東北各県の
産物が合わさった内容です。
迷ったらコレ…的な「お買い得品」かも。

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さて先述の通り、通常は7両編成の所を当日は最大の12両でしたから、
指定席を取ったにも関らず 私の席は昔ながらの簡易リクライニングな
スハフ(8号車)に充てられてしまいました。コレは盲点。

まぁ連結部分のテールマークが間近で見れるからイイか。
…しかしコレ「はまなす」の他に何が入ってるんでしょう?
「利尻」「まりも」辺りかな? 

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少し雨が降り出しましたが、津軽線の蟹田臨時停車
夏の6日間、しかも下りだけ停車する意味が分からんかったのですが、
「ねぶた祭り」帰りの需要を見込んでの事だと判明。なるほど!

一応、気になってた点を列記しておきますと… 座席の向き青森発車
の時点で「前」
を向いてます。函館で進行方向が変わる筈ですが、
どすうるのか?

照明は減光します。車内放送翌朝までお休み。…と言いつつ
函館も長万部もやってた
よな?何で?

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ほぼ満席の車内で目に付くのが、
まずデッキに置かれた輪行
自転車を折りたたんでケースに入れたモノ。

夏場の事ですから、サイクリングで北海道を
回る人
が多いんでしょうね。

…彼ら的には「鉄道ワープ」って
どうなんでしょう?
北海道に上陸してすぐ、木古内あたりから
自力で走ってこそではナイのか?



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と、今時の事ですから洗面所のコンセント
携帯電話の充電器だらけ

鉄ヲタには知られた設備ですが、
非鉄の人が見つけたら嬉しいアイテムでしょう。

皆さん特に「盗られるかも知れない」という
危機感もなく刺しっ放しでした。
何故か何となく安心したと言うか…分かります?

…斯く言う私も3時間ぐらい充電
三つ又プラグは必須アイテムですよ。


そんな感じで闇を貫くように(意外とノロい)走る最後のブルートレインは、
青函トンネルを抜け、北海道へと上陸するのでありました。



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No.2736 乗り鉄日誌>JR北海道