恋鉄ツアー2014⑦ 阿波池田散策
2014/06/18(Wed)
社員旅行のインパクトが強すぎて
忘れそうになりますが、先に四国の報告を
済ませてしまいましょう。…クラ駅長です。
四国と言えば、この春からデビューした
「日本一遅い新幹線」のキハ0系。
…社長も乗ってきたようてすが、コレには
度肝を抜かれましたよね。
予土線は海洋堂ホビートレインには乗ったの
ですが…また行く必要が生じた気がします。
…社長、取材費出ます?
さて「恋鉄スペシャルトレイン」
ですが…阿波池田では約2時間の
折り返し時間がありますので、全員下車
して町を散策です。
私は2度目なのですが、前回は夜行バス
で着いただけなので、ちゃんと町を見る
のは初めて。随所に昭和レトロな雰囲気
が漂う町ですね。まずは造り酒屋
の三芳菊酒造さんを見学です。
古い造りのお店は天井が高く、夏場でもヒンヤリと涼しい感じ。
お酒を貯蔵するのに適した環境なんでしょう。
2階部分の、隣の建物との境目についてる壁みたいなのが「うだつ」
と言い、火事の時に隣家への延焼を防ぐ働きがあります。
…よく言う「うだつの上がらない人」というのは「こんな立派な家を
建てられない人」って所から来てるらしいのですが、現代の住宅事情
からすると、贅沢なハナシですよね。
店内には、凄く小さな
鉄道。…商品などを
運搬するトロッコが
ありました。
お店の手前から奥に
向かって傾斜が
ついてるので、ソノ
方向に関してはラクに
運べるらしいです。
一閉塞制で交換設備は
ありません(当たり前)。
地酒の試飲もありましたが、私はほんの短距離
ながら車の移動を残してるので我慢です。
何故か戸上さんがキャンペーンガールの如くカップを配ってました。
…ご自分が一番飲みたいんじゃナイですか?
続いてたばこ資料館を見学。
元々、阿波池田では江戸時代からタバコの葉の栽培が盛んで、近代に
入ってからは専売公社の大きな工場が建てられた「タバコの町」
だったようです。
…私はタバコのような大きな利益のありそうな嗜好品は大抵、藩の専売品
に指定されてるようなイメージを持ってましたが、ココでは個人の商店が
ソノ仕事をしてたようで、ボロ儲け…ぃゃ巨万の富を得た豪商が、
このような大きな屋敷を構える事が出来たようなんです。
喫煙具やら刻みタバコを作る昔の道具などが展示されてました。
…鉄ヲタに馴染みの深い(単語としてだけね)、キセルもありますな。
あと、ココの数件隣のお家が、地元池田高校の野球部の監督だった
蔦文也さんの生家だと説明がありました。
…私は全くの野球音痴ですが、当時の池田高校の強さはよく覚えてます
(当時小学校の6年生ぐらい)。
渡辺さんが熱く語ってましたね。…誰が聞いてたか知りませんが。
という事で町の散策&見学を終え、駅に戻ってきました。
…各施設で案内して下さった職員の皆さん、ありがとうございました。
社長の木村に成り代わり、お礼を申し上げます。
さてココからまた、約4時間かけて徳島まで戻るのですが…
今度はトロッコ車両が最後尾になります。
段々と午後の陽射しが強くなってきたし、最後尾では風の入り方
も少ないのか、空いてますね。
では帰路の行程も盛り上がって参りましょう。
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No.2670 木村鉄道業務日誌