錦川鉄道① 旅立ち
2014/05/31(Sat)
関東私鉄強化月間という事で
(月は改まってますが)、また
木村イベントもないのに関東地方へ
出かけておりましたクラ駅長です。
私はいつも、乗車券の類をJR奈良駅の
「みどりの券売機」で事前に買うの
ですが、例えば今回は平城山から
横浜線の橋本まで買ったんですよ。
…画面の指示に従って入力しますよね。
まず「奈良駅から」「周辺の他の駅から」のうち「他の駅」を選んで、
頭文字を「な」「ら」と入れると平城山が出るワケですが、
同じ画面に「奈良」は要らんだろう。最初にオミットしてるんだし。
で京都から新幹線に乗って新横浜で降りて、更に周辺の駅まで…
と入力。また頭文字を「は」「し」と入れると橋本(横浜線)と出ますわな。
…そこに橋本(和歌山線)は必要か!?
新横浜まで行くって言ってるでしょ?…選ぶとどんな事になるのやら?
さて新たな乗り鉄報告です。
3月の東北以来、久し振りの遠出という事で、タイムラグもかなり
縮まりました5月の連休明け、 山口県の錦川鉄道へ行ってきました。
中国地方も残すところ「あと少し」なのですが、その一つです。
珍しく社長に先んじて乗り鉄する区間でもありますね。
大阪を深夜に出る夜行バスで朝に
岩国着。 乗る予定の列車まで2時間
程度の空きがあるので、名所の
錦帯橋を見学。
今ある橋は架け替えられた何代目
かのモノですが、江戸時代当時の
最先端技術で造られた橋です。
現代の土木工学から見ても、充分に
通用する構造なんだとか。
そんな感じで岩国駅から錦川鉄道です。
最近の一般的な気動車ですが全部で4両。
それぞれが色違いで、違う愛称が付けられています。
ピンク色は「ひだまり号」って言うんですね。
列車は全て岩国を始発駅として出発し、まずはJR岩徳線を走って
川西から分岐します。
車内は転換クロスシートで、座席カバーの部分に沿線案内がデザイン
されてますね。このアイディアは他で見た事ナイかな。
所でこの錦川鉄道。元は国鉄岩日線として、ココから山口線の日原
までの計画で建設された路線なんです。 そして途中の錦町までが
開通し、残りの区間は一部の施設は作られたものの計画倒れと
なって現在に至ります。
…その「一部の施設」…道床、高架橋、トンネルなどを利用して
「とことこトレイン」という乗り物が走ってるんですが、 コレも今回の
目当ての一つです。 どんな事になってるんでしょう?
さて分岐駅の川西。
…とは言ってもココから
更に数キロ進んだ地点
に分岐点があります。
岩徳線に乗った時にも
通りましたが、今回は
「かぶり付き」で正面
から確認。
右側に向いて線路が
開通してるのが分かる
と思います。こっちが
錦町方面ですね。
暫く行くと山陽新幹線の高架下をくぐります。ココにあるのが清流新岩国駅。
…国鉄時代からコノ場所に駅がある
(ってか新幹線の方が後に出来たん
だから)のですが、 全く連絡しておらず、
駅名も「御庄駅」と言って完全に「我関せず」な状態だったんですよね。
…まとめて見るとこんな感じ。 地味!
駅名が「清流新岩国」なんて
錦川鉄道をPRするかのように変わった
のも、確か去年だか一昨年だかの
スゴい最近の事。
存在だけは知ってたので、ずっと
実際に見てみたいと思ってた駅でした。
という事で錦川鉄道の旅、もう始まってますがスタートです。
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No.2652 乗り鉄日誌>第三セクター路線