新・駅長日誌

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北九州イロイロ① 海の中道

2014/03/27(Thu)

ヒマ潰しに古本屋で、西村京太郎作の「シベリア鉄道殺人事件」
(1993年)買ったんですよ。

東のウラジオストックから首都のモスクワまで、色んな事件を追いつつ
列車の旅が続く、推理モノってよりスパイ小説のようなノリなのですが…

読んでると主人公の十津川警部が、列車の食堂車で矢鱈とボルシチ
(シチューのような料理)を食ってるシーンが出てくるのです。
(当時はソ連が崩壊した直後で、まだ民主化も進んでおらず
「食堂車でもそんなモノしか出てこない」という描写ですが。)
 
…ストーリーの感想以上に、無性にボルシチが食べたくなった
クラ駅長です。…どうやって作るんだっけな?

さて新たな乗り鉄報告です。…北の次は南という事で九州へ飛びましょう。

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今回は博多駅からスタートです。…ココも
駅弁の種類が豊富専門の売店がある!)
なので、いつも楽しみなポイントの一つですね。

仕入れた駅弁については後述しますが、まずは鹿児島本線です。
博多1046---香椎1057 普通4234M 本ミフ813系×6両

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使うのは「旅名人」の続き
前回は12月の久大本線でしたね。

通年で使えるアイテムなので、九州は18シーズン以外になりがちです。

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小倉へ向いて少し「戻る」位置に
香椎駅
がありますね。
今回はまずココから香椎線の旅です。
松本清張の「点と線」の世界っすよ。

福岡県の香椎海岸で、男女の心中死体
が発見される所から話が始まるのですが
詳しくやるとまた脱線しすぎる
思われますので、コノ辺にしておきます

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1958年の映画版でも2人の刑事が
捜査に訪れる香椎駅。
…方向が違いますが同じホームです

 近くにある香椎宮の灯篭や案内看板
同じ雰囲気ですが、50年以上経って
ます
から…変わるもんなんですねぇ。
当たり前か。

そんな感じで香椎線…。複雑に絡み合う北九州のローカル線の一端
ですが、まずは先に出る西戸崎方面から行ってみましょう。
「にしとざき」じゃなくて「さいとざき」と読むのか。

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香椎1102---西戸崎1124 普通740D 本チク キハ47×2両

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…相変わらず豪快なデザインの新塗装ですが、
「アクアライナー」という名前があるようです。
香椎線自体にも「海の中道線」という
愛称が付けられてますね。
 
「側面の窓に新しく、LEDの行先表示機を取り
 付けてみたんですが、誰も気付いてくれない
んですよ。だからヤケクソで黄色い線で囲って
『行先』と、でっかく書いてみました!


…という事情がアリアリと伝わる構造ですね。

素直にサボを差し込んでおく方が、コノ辺りの
人には分かりやすいのかも知れません。

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香椎を出ると、玄界灘に突き
出た「海の中道」という半島
のような所に向かって線路が
伸びています。

恐らく昔は港があって貨物
輸送なんかも盛んだった
ようなイメージがあります。

国鉄気動車のみで運行
されてる路線にしては
運転間隔が頻繁で、
日中は20分に1本の
ペース。

見ての通り、大きなマンションなんかもあってベッドタウン化
してるんでしょう。
…所で「筑紫少女苑」って何だろう?御当地アイドルの合宿所?

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「雁ノ巣」は私がヒソカに集めてる「鳥の巣駅名シリーズ」ですね。
線路に沿って、時代がかった感じの堤防が続きます。
何か「鎌倉時代に蒙古が攻めてきたから!」ってイメージだな。
…合ってるのかどうか知りませんが。

という事で、間もなく終点の西戸崎です。



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No.2587 乗り鉄日誌>JR九州