しんぺい2号② 大畑~人吉
2013/09/14(Sat)
さて肥薩線「しんぺい2号」の続きですが…
よく考えたらアレですね。観光列車という事で、各駅の停車時間が
長く取ってあり、お客はみんなダーっと降りてソノ辺を見物したり
写真を撮ったりして、また列車に戻る。
駅そのものは無人駅だから改札でチェック出来るワケじゃないし
車掌さん(ワンマン表示はあるものの、編成が長い時は乗務する) や
アテンダントさんは観光案内に忙しい。
…地元の誰かがヒョイと乗って次で降りちゃっても分からんのじゃ
ないかと心配してるクラ駅長です。…そんな不届者は居ないでしょうが。
列車は大きくカーブを切って坂を登り
先程の矢岳駅が眼下に見える位置に
来ました。
…この区間の三つの駅の中では矢岳が
最高地点にあるのですが、
ソレより上ってか。
そしてループ線で下る(吉松側から
言って)という事になるんですね。
そんな感じで…
また右側にビュースポット&案内看板。
吉松方向から乗る場合、右側がオススメのようですが、平日だと然程も
混んでないから、あっちこっち移動すりゃ済むハナシでもあります。
…しかし何でしょうね?山並みとしては四国だろうが本州だろうが、
それなりに存在するのに、九州の山間いの風景って、
ソレだけで雄大に感じるし味がある気がするんですが。
と言う事で、ループ線を下ってスイッチバックを渡り、大畑に到着。
…ループ線の途中に駅があるというのは全国的にココだけだし
尚且つスイッチバックでしょ?
実際に土地を測量して図面を引いた人って…大変ではあるけど
楽しい作業だったかも知れません。「どうしてやろうか?」みたいな。
この駅では、訪れた人が駅舎に名刺やら千社札
を貼り付ける習慣があるようで…尚且つ、七夕に
近い時期だったんで笹飾りも賑やかです。
私も手持ちの名刺を貼ってきましたが、いきなり
そう言われても「貼る手段」を持ってなくて…
ああでもナイ、こうでもナイと挟んでるうちに
時間がなくなって、また顔出しをパスする羽目になりました。
社長、そういう事は前もって教えといて下さい!(何故か逆ギレ)
…大丈夫です。ドコかで挽回しますから。
…と人吉に到着です。内陸部なので山奥の
町のようなイメージがありましたが、
手元の資料によると各駅の標高が
吉松…213m 真幸…308m 矢岳…536.9m 大畑…294.1m 人吉…106.6m
なるほど、真ん中の矢岳が最高地点として、吉松も人吉も盆地なのね。
…まぁドコもいいお天気で暑い事には変わりありませんが。
観光列車のダイヤ接続としては、ココから「九州横断特急6号」に
乗り継ぐのが妥当なようです。
ぃゃ、何で運転区間が「別府~人吉」なのか?ようやく分かりましたよ。
こういうカラクリがあったんですね。でも私らは今回は18きっぷですから…
特急には乗れません。「次はどうしたモノか?」ですねぇ。
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No.2393 乗り鉄日誌>JR九州