新・駅長日誌

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達したため、更新を停止致しました。

観光研修~奈良町界隈 ①

2013/05/19(Sun)

  …久し振りに仕事のハナシですが、また会社の研修会に行ってきた
クラ駅長です。

今回は奈良の旧市街地、いわゆる「ならまち」と呼ばれる地域の、
小さなお寺や資料館などを巡る研修でした。

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会社から近い場所であり、道が狭くて
駐車場も確保しにくい所なので
全行程が「歩き」のツアーでしたが…。

まずは世界遺産にも指定された
奈良で最古のお寺、元興寺から。

前日の寝不足が祟って、目が二重
なってますね。


私には、「目蓋を一重と二重と自由に切り替えれる」という特技も
ありますが今回は関係ありません。…あーイイお天気。

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元興寺は元々、飛鳥に都があった時に、当時の最高権力者であった
蘇我氏が起こした法興寺が紀元とされています。
…当時は、都が遷都されると寺院も一緒に移転されてきましたから。

って事で、建物の屋根の一部には飛鳥時代の瓦が今でも残ってます。
(レンガ色に見えるヤツがそう)。
でも平城京はライバルである藤原氏の都だから、碌な保護も受けずに
一時期は衰退して、後に「庶民信仰の道場」に変わって今に残ってる
という経緯があるそうな。

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ソコから興福寺の方へちょっと歩いて、
塔頭の一つであった菩提院の跡地へ。
…ここの眺めは私も好き。

ココには「三作石子詰めの井戸」があります。

その昔、三作という13歳の少年が誤って鹿を殺してしまうという出来事
があったんですが、奈良の鹿は「神様のお使い」であるという事で、
アッサリ死刑。…生きたまま土中に埋められ、大きな石を上から積み重ね
られるという痛ましい刑罰に処せられたのだそうな。
それを嘆いた三作のお母さんが、供養のために楓の樹を植え…

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花札の図柄にある「鹿と紅葉の組み合わせ」
「早起きは三文の得」という言葉の由来。

がココにあります。詳細を知りたい方は、奈良まで乗りに来て下さい

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続いては猿沢池
奈良公園では有名なスポットの一つ
ですよね。

「澄まず濁らず出ず入らず 蛙は住まず
藻は生えず 魚七分に水三分」


という、何かと謎の多いスポット
ですが…。


カエルは居ませんが亀は大量に居るよな。で、容積の70%が魚だとしたら、
流石に酸欠になるかと思うんですが…まぁ都市伝説みたいなモノなので。

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ココの畔に采女(うねめ)神社というのがあります。
「采女」というのは、コレもその昔、宮中で天皇の身の回りの御世話をした
女性
の事なのですが、色々とワケあって「縁結びの神様」になっちゃって
ました。…んー、由来を知っちゃうと「縁結び」とは真逆のハナシだと思う
のですが、取り敢えず「縁結び」です社長!

…私とて独身であり、社長という愛すべき人が居る身なので興味はあるの
ですが、ソノ由来を知っちゃうとのと「ホントに効くのかよ?」と些か疑問
なんですよねぇ。

何故「ホントに効くのかよ?」なのか
ってかその建物、神社なんだったら前後が逆じゃね?とか…

詳細を知りたい方は奈良まで(略



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No.2275 リアル日常雑記