新・駅長日誌

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大井川鉄道③ 一気にドキドキ90‰

2013/04/03(Wed)

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宮島の回で、紹介出来なかった
ネタが1個出てきました。
有名な厳島神社の大鳥居ですが、
海の中にあるものの、要するに
「アレからこっちが境内」って事だわな。

貝を取る人…居るのかなあ
社長乗り鉄に資金を使いすぎる
食うに困る生活になる事がある
らしいのですが…ダメですよ!

さて、井川線の乗り鉄の続きですが…。

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先述のように大井川鉄道は、本線も
井川線も、大井川の流れに沿って
遡るように
走って行きます。

井川線は元々、上流でダム工事をする
際に、資材や人の輸送のために作られた
ホントに「簡易軌道」的なモノが発祥
なんですよ。



ココでは、大井川の流れも線路から大して離れていません
この目線を覚えておいて下さい

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奥泉を過ぎ、幾つかのトンネルを抜ける。
…側線に待機するアプト機関車を横目に「アプトいちしろ」へ到着です
標高が396mと書いてありますね。コレもチェックな。

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…ここからの区間は、平成2年に
長島ダムを建設した時に、
路線の一部が水没する事になって
ルートを付け替えた結果に誕生した
日本で唯一(現在)のアプト式鉄道
区間です。

線路にある歯型レール(ラックレール)
と、車両側の歯車噛み合わせて
急勾配を上り下りするんですが…

中学校の「技術」のテストで、「平歯車の例を書け」という問題に
「アプト式の鉄道」と書いたら×にされた事があるんですよね。
…単に教師が知らなかったんでしょうが、納得行きません

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5分間の停車で、後部にアプト式の補機を連結します。
ココだけ電気機関車で車両限界も違うから、かなり大柄に見えますね。
本務機のディーゼル機関車共々、先頭のクハで制御出来るそうな。

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…何と言うか、
この「体格差」に萌えません?

常に385系(社長)の補機でありたいと
努めている私からすると、
どうも感情移入してしまうと言うか…。

小柄な彼女を力強く押し上げる
危険な所では先に立ってガードする
あぁもう!そんな存在でありたいのです。

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という事で、列車は日本一の急勾配90‰に挑みます。

カメラを車両の傾きに合わせて固定し、携帯電話のストラップを垂らして
角度を見てみる実験

…でも、やっぱり分りにくいので、赤で補助線を引きました。
鉄道の勾配って、普通は目に見えて分るケースって少ないですから
ちょっと驚くでしょ?(…我ながら無理矢理な気もしますが。)

社長の理想「機関車のように引っ張ってくれる人」らしいので、
その辺の相違は承知してる筈なんだけど…
目立つ位置に立つのはどうも苦手なんですよね。



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No.2229 乗り鉄日誌>地方私鉄