新・駅長日誌

昨日の朝、駅の乗り場からオッサンを１人乗せたんですよ。
行き先を訊ねると、ちょっと郊外のゴルフ場。…普通に走れば
3000円ぐらいの売上になる距離です。コレはいい仕事だ。

で、乗り場の構造上、信号に引っ掛かるとすぐに出て行けないので
５ｍほど進んで赤信号で停まった所へオッサンの携帯電話が着信。

「あっ、ごめーん。遅れちゃってさー。今タクシーに乗ったんだよ。
…ぇ、待ってくれてるの？じゃあそっち行くわ！」
（※私は「文字になった関西弁」が嫌いなので、標準語に訳してます。）

…という事で、オッサンは乗車距離５メートルで下車。
尚且つ、あまりの事に呆気に取られてるうちに
料金（初乗り640円）を貰い損ねてしまい、自腹となりました。

いやさあ、こう言うケースって、お金より時間が勿体無いんですよ。
レーンに30分とか並んでコレで、また並び直しですから！
まぁココのネタが640円で仕入れれたという事にして、無理矢理に
納得してるクラ駅長です。

さて、中断に次ぐ中断で、すっかり間が開いた広島ツアーですが…













駅から歩いてスグの船着場から、宮島航路の船に乗ります。
…時間がギリギリで急いでたから、乗ってから船内掲示を見て気付いたん
ですが…何この形？操舵室もスクリューも前後にあるんですか？

船の「両運転台」って初めて見ました。
短距離で然程の速度も要せず、頻繁に往復するのに特化した形ですねぇ。
フェリーだから自動車の出し入れもラクラク。


乗り場の看板の謳い文句にあるように
厳島神社の大鳥居が間近に見えます。

…大河ドラマの舞台になった観光地は、
「放映が終わってから行くのがミソ」
ですな。混まないし。

子供の頃に聞いた知識ではコノ鳥居、
「置いてあるだけ」らしいんですが…
高波の時に位置がズレたりしないのか？













そんな感じで宮島に到着。…さっきの
「両運転台な船」が引き返して行きますが…
見てたら何故か「改造パンドン」を思い出した。

さて今回、私が宮島に来たのは、あるネタを思い付いたからなんですよ。
ちょっと前に、社長も宮島を訪れてますよね。
（どうでもイイが、↑の画像を探すのに30分かかった。）

社長は以前、「男性は全てに於いて自分より優位であって欲しい」
みたいな事を仰ってました。だから単に宮島へ行くだけではダメなのです。

はい、ソコで「宮島の鹿に奈良の鹿せんべいを与えてみる実験」！
…んー、ホントにこんなので社長の理想に叶うのでしょうか？
と、取り敢えずは記念撮影＆鹿を観察。













宮島の鹿は、奈良公園のソレが分家したモノ
らしいので、形式？的には
私がいつも見慣れてるのと同じです。
…遥か遠くの地で、系列タクシー会社のアンドンを見た時と同じ気分だ。

しかしまぁ。
ノリビリしてると言うか…奈良のヤツらがアクティブすぎるのか？
基本的に「せんべいは売ってない」ので、観光客を見たらタカりに行く
という習慣がナイせいでしょう。

ではイザ、実験開始！…と思ったら


何と、エサやり禁止！

ぇー…折角、奈良公園へ行って
地元鹿の少なそうな売り場を選んで
買ってきたのにーー！

ちゃんとした知識のない観光客が
濃い味付けのモノや動物性蛋白質を
与えたり、放置したゴミのビニールを
食べて腹を壊したり…

色々と弊害があるらしいんですよね。
「だったら誰か管理してやれよ」と思わんでもナイですが。
尚且つ奈良の鹿、お前ら恵まれすぎてるぞ！
もうちょっと謙虚な気持ちになりなさい。


という事で、わざわざ用意はしましたが
丸々持って帰ってきました。
社長の理想には程遠いかなあ？

今も手元にあります。
（サインの日付で証拠になる？）

コレに関しては、後日に「貧乏料理」
のカテゴリーで何らかの処理方法を
考えておりますので、適当にお楽しみに。

…ぇ、素直に地元の鹿にやれ？イヤです！

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