新・駅長日誌

昨日は、ある業務の引き継ぎのあと、そのメンバーで恐らく私の会社員生活
最後になる飲み会を行ったクラ駅長です。みんな会社に対する本音が炸裂
して、小規模（４人）ながら大盛況のうちの閉幕となりました…今更。
あ、岡本君。例の件、タカオ先輩に伝えといてね。

さて、新金谷駅には、ココにしかない名物の飲み物がありました。













最近流行りの、絵の描いてあるラテですね。
ご当地ならではの「汽車の図柄」です。

…カフェのスタッフの方が、私や北森さんの「制服」を珍しがり、
一緒に写真を撮ったり、色々と質問されたりしました。やっぱりそう？

この日、私が列車に乗らなかったのは、

・元々、夜だけ参加する積もりで
　指定券を押さえてない。
・タクシーもどきのガス充填や洗車の
　時間を取るため。
・無職だから経済的 に自主規制。

等の理由からでして、その代わり当日は
訪れた各駅で撮影のために
入場券を全部で５枚買わせて頂きました。

（新金谷×２・千頭×２・家山×１）…コレで勘弁して下さいな。

私は「駅長」というキャラ設定なので、
乗るよりは「見送る」芸の方がイイし…と
車内の社長に敬礼して列車を見送り、
タクシーもどきでＳＬを追いかけます！

…悪天候のために洗車は諦めたし、
充填は意外と早く済んだんです。

ＳＬってのは、メカむき出しの大きな車輪に
大音量の汽笛のせいで、もの凄くパワフル
なイメージがありますが、今時の電車より
全くの非力。スピードも大して出ません。…自信はあります！
付かず離れず平行する山道を、常識の範囲で飛ばしていきます。

…なんかこの曲を思い出したわ、夜じゃないけど。…古いなぁ。

勝負の状況は、沿線でカメラを構えてる撮り鉄さんたちの様子で
分かります。もう撮り終えて片付けてるか、まだ待ってるか…。

ほぼ中間地点の家山駅で列車を追い越し、川根温泉に到着。
ココは「走る汽車が見える露天風呂」がある事で知られており、
社長も以前にブログネタとして採り上げた事があるから、
絶対に車内から見るだろう。…と考えた人が１人。

…渡辺さんですよ。毎度毎度、思いがけない斬新な芸で私らまで
楽しませてくれる彼の、この日のネタがコレですわ。


私は温泉に入ってる時間がないので、
塀の外の土手からご一緒する事に…。

「鉄橋を渡るＳＬという恰好の素材が
目の前にありながら、カメラも向けず
何やってんだろうねぇ。」とか話しつつ
列車の通過を待ちます。

…寒いから、直前まで浸かってて下さい。


渡辺さん視点（※当人提供）。
赤制服に因んで、タオルも赤だそうな。
んで、やがて汽笛の音が近付いてくる。

社長の姿は、何せ「あの色」なので
しかと確認出来ました。運よくこっち側！

蔵…「うぉーーーい！」
渡…「裕子ちゃーん、愛してるよーー！
見えた？イケてるよね？よっしゃー！
駅長、ありがとおぉぉーー！」

大興奮の渡辺さんを風呂に残して、私は終着の千頭駅へ向かいましたが
後で社長に尋ねたら「どんだけ距離あると思っとんのー！？」と名古屋弁で
突っ込まれました。確認出来てなかったようです（距離にして約90m）。
ってかそもそも、ツイッターが社長に伝わってなかったみたい。

…夕方に再会した渡辺さんは、微妙に落ち込んでましたが
社員会で社長に会ったら、すっかり元気になりました。…分かりやすい。
上の画像はオフィス北野宛に送りましたから、もしかしたら
芸人さんとしての活路が開けるかも知れません。

いやはや、楽しい会社です。木村鉄道。


本日のおまけ社長画像。…戸閉め確認の図。
シルエットが微妙に昭和っぽくて、
蒸気機関車に合ってる気がするのは私だけ？
…「つばめガール」とかそんな感じ。

そして、こんな話題の後で恐縮ですが、
木村鉄道顧問の田中さんの訃報が
入りました。私も何度かお会いした事のある
古参のファンの方です。

ご冥福をお祈り申し上げます。
こんな者たちですが、これからは
天国から見守って下さいね。