新・駅長日誌

…帰ってきましたクラ駅長です。



愛媛県の３日目は、新居浜市にある鉄道保存車の類を３か所回って
きました。…モノによってはレプリカだったりもしますが、四国の鉄道の
黎明期の様子がよく分かるモノが多かったです。

更に来週が駅ノートを２か所とお絵描き会、再来週が例の木村鉄道の
貸切列車を申し込みましたので、自分で決めた事ながらカナリ忙しい。

…まぁお金は使うけど、ソノために仕事してるようなモノなので悔いは
ありませんよ。今後の報告も適当にお楽しみに。




さて山陰地方の旅です。浜坂で駅に付随する「鉄子の部屋」を見学した
後は、更に西へ進んで続いての駅ノート設置駅である居組に寄り、当日
は鳥取市に宿泊の予定なのですが、まだまだ距離がありそうですね。

コノ時点で15時半を過ぎており、時間的に大丈夫ですか？という気が
してきました。…雨のせいで暗く感じるし。



まぁ翌日は予備日と言うか、描いた絵にミスが見つかれば直しながら
帰ろうというアタマなので、居組も明日に回しても構いません。

豊岡～鳥取辺りの道路も、断続的にではありますが高速道路が開通
しており、昔と比べればラクになりました。

殆どが無料区間なので出来る限りソレを使いますが、時々走る一般道
の風景も捨てたもんではありませんよ。



そんな感じで何とか明るいうちに居組駅に着いて、描き始めたものの
下描きとペン入れをした所で日没になってしまいました。

…駅舎に電灯は点いてますが「とっとと宿に入りたい」という気持ち
の方が強いので、今日はココまでにして続きの色塗りは明日です。

ホテルは鳥取駅の近くなんですが、21時から突発的にお絵描き会を
やる事になっておりまして、ソレに備える必要もあるんです。

 
…先に泥酔しない程度に夕食を
済ませてしまいましょう。

今日のお絵描き会は、お題に沿って
参加者がそれぞれ１時間で描いた絵
をネット上にアップする１時間ドロー
イング…通称「ワンドロ」と言い、最近
流行ってるのだそうな。

…コレまた私にとっては初体験です。

夕方、鳥取市の手前ぐらいを走ってる時に、今日のテーマは「キツネ」
と発表がありました。21時にスタートして22時までに仕上げます。
媒体としてはツイッターのDM機能を使うのだそうで…


「キツネ」と言われて何を描くのか？

許可を得てナイので他の参加者さん
の作品は上げられませんが、やはり
萌え絵的な方向に行くと、キツネを
擬人化した女の子のキャラクターが
多かったようです。

…私は当然そんなもん描けません
ので、昔あった「赤いきつね」のＣＭ。

若い世代の方だと元ネタを知らないかも知れないので、YouTubeの動画
を挙げて説明する必要がありましたが…コレは未だに、戦車とカップ麺
の関係性が分からないネタでもあります。

…戦場でも湯を注げば簡単に食べれる。と言いたいんですかね？

なかなかに面白い体験でした。今後も定期的に開催されるらしいので、
仕事と被らなければまた参加させて頂こうと思いますよ。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

…続けて旅に出ておりますクラ駅長です。

今回は愛媛県で効率よくネタを集めて回ろうという事で、一昨日のうち
に現地へ入り西条市で一泊、昨日は睦月島の猫ヨシヨシと下灘駅の
駅ノートを描いてきました。今朝は松山市からのお送りです。



睦月島は猫の数は少なかったものの、久し振りに正統派猫ヨシヨシが
楽しめたし、下灘駅も下描きなどを持参しない基本的な「その場描き」
となりました。…コレで暫くは引っ張れるわ。

さて山陰地方です。餘部駅の駅ノートを描いた後、更に西へ走りました。
続けては山陰本線の浜坂駅に寄り道してみましょう。



駅舎の一角に「鉄道グッズ館 鉄子の部屋」という小さな資料館？が
あるのですが、以前に乗り鉄で来て途中下車した時に見つけたものの、
運悪く定休日だったんですよ。

…今回は曜日や時間を調べ、開館する日である事を確認してきました。

奇しくも社長（木村）がやってたライブチャットと同じ名称になって
おり、のれんのロゴにはハートマークがあしらってありますが、店番
をしてたのは定年後のボランティアと思しきおじさんでした。

ココがオープンした事を報じる新聞記事の日付が平成20年。名前から
して例の「鉄子の旅」ブームの頃でしょうかね？



浜坂も途中駅ではありますが、かつては機関区が置かれた鉄道の要衝
であり、今でも普通列車の運転系統が分かれる駅です。

旧余部橋梁の鋼材の一部が置かれてるのも土地柄でしょうね。



展示物はよくある国鉄時代の鉄道用品や記念切符などが中心です。
あとはコレまたお約束の蒸気機関車のナンバープレートや写真など。

山陰本線も私は子供の頃、国鉄時代らしい情景に憧れた路線でした。

車両は総じて中古車が回ってくる環境だったようですが、ソレがまた
鄙びた海沿いの風景に似合うと言うか、旧型客車でぶっ通しの乗り鉄
とかしてみたかったもんです。



近年になると、やはりホリデー快速系の臨時列車も多くなったのか、
突発的に運転された列車のヘッドマークなどもありますね。

で子供さんの記念写真用に駅長制帽が置いてあります。

…私の制服は昭和42年～末期の感じをイメージしてありますがコレは
更に古い、黒ラシャ時代のモノですね。買うと高いんですよ。

平日でヒマだったのか店番のおじさんに話しかけられて、鎧駅を見て
きた事を述べると「昔は２番側に貨物ホームがあり、港から駅まで、
海産物を上げる貨物用のモノレールがあった。」というハナシを教えて
頂きました。…ソレは知らんかったな。

…そんな感じで以前の空振りも補完出来ましたので、再び走ります。
小規模ながら入場無料で、旅の小休止に丁度イイ所でしたよ。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

…そんな感じで餘部駅です。駅そのものは何度も訪れてる所なので
割愛して、今回は駅ノートに特化した内容で参りますクラ駅長です。



下の駐車場から、新しく出来たエレベーター「余部クリスタルタワー」
で上まで昇ってきました。…悪天候の平日だと言うのに矢鱈と混んで
ましたね。やはり老人メインのバスツアー客が多いです。



元の鉄橋を転用した展望施設「空の駅」から見える日本海側の風景は
以前と変わらないように感じました。…些か海が荒れてる感じです。

新しく見つけたのがコレ。…トワイライト「瑞風」が走るようになって
ココもビュースポットの１つなんでしょう。

浜坂方向から来ると普通なら直線区間で速度制限が解除になる所を
25km/hの徐行指示になってます。…どうせ空いてるし、止まっちゃえよ。



駅ノートはホーム中程のコンクリート製の待合室内にあります。
…てかココも凄い冊数ですね。今まで考える事も無かったけど、絵は
描かないにしても観光地として訪れる人は多いんでしょう。



先輩絵師さんたちの作品も多数ありましたが、冊数が多いので全てを
チェック出来たかどうかは分かりません。
新しいモノでは同日の３日前に大海駅長とF17さんが描かれてました。

…てか私が来た時は空いてたんですが、すぐ後でバスツアーの団体が
着いたのか、矢鱈と混んできたんですよ。

以前にも見かけましたが、ココから隣の鎧駅まで、橋梁を渡る１駅区間
だけを乗って引き返してくる行程が含まれてるようです。
…あまりに多人数でしかも老人だから行動が遅く、普通列車がナカナカ
発車出来なくて２分ぐらい遅延したようです。迷惑な話だわ。



さて私の分ですが、展望施設をモチーフにした猫タワーという商品を
考えてみました。…現実ではてんの猫タワーがのろに占領されてる
とも聞きましたので。

右の作品は直前のお絵描き教室で「余部鉄橋をネタにした猫タワーを
描きたい」という話をしたらtd3さんがサラサラっと５分ぐらいで描いて
下さったモノです。

…些か意味が違いますが、可愛いのでラミネートしてデジタルスキャナ
を使う時の下敷き代わりに使わせて頂いておりますよ。

と言う事で、餘部駅も駅ノートをクリア出来ました。…ココから日本海に
沿って更に西へと走ります。

※→次回に続く

---

※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。