新・駅長日誌

このブログは画像容量が限界に
達したため、更新を停止致しました。

駅ノート 黄福柵原

2018/11/19(Mon)

そんな感じで黄福柵原に到着しましたので、続いてはココの駅ノート
を描く事にしますクラ駅長です。

20181119a.JPG 20181119b.JPG

…補足しますとココは元々、片上鉄道終点の駅だったのですが、
車庫などの設備が手前の吉ヶ原にあったので駅そのものの規模
小さく柵原鉱山から産出される硫化鉄積み出し基地みたいな所
だったようですね。

現役時代の写真を見ると、駅の周辺はソレの精製施設従業員さん
の住宅
が間近に写ってますが、現在は建物が撤去され、広々とした
空間
になってしまった感じです。

駅舎は現役時代のと似た感じで、近年に復元されたのだそうな。
本物の鉄道駅ではナイので、扱いとしては「町営の公衆トイレ」なんだ
と聞きました。…そぅ考えるとエラく立派なもんです。

20181119c.JPG
さて駅ノートです。状況が些か複雑
なので、これから訪問される方
よく読んで理解しておいて下さい。

まず設置者は片上鉄道保存会では
なく「美咲町片上鉄道保存会相互
応援
プロジェクト」という組織です。

…本家の片上鉄道保存会と、ドノ
ように違う
のか詳しくは知りません

考えるに実際の鉄道業務ではなくキャラクターやグッズなどの制作
以て片上鉄道を盛り上げようと言う趣旨の団体のようで、言ってみれば
播磨町
におけるオポナカちゃんみたいなモノだと思われます。

20181119d.JPG
その応援プロジェクトさん(長いので
略します)が用意したノート普段
吉ヶ原
に置かれており、月に1度の
公開運転の日
に限って黄福柵原
移動する
のだそうです。

公開運転日吉ヶ原公式ノート
が出されるからでしょう。
そして設置場所によって「どっちの駅
ノートか」
変わる事になりますね。

しかし両方のノートを制覇しようと思えば、やはり公開運転日に来る
必要がある
という事なんです。…分かりました?

20181119e.JPG 20181119f.JPG

過去作品は、ケンさん不知火さんのがありましたが、日付けを見るに
双方とも運転日ではナイので吉ヶ原で描いた事になりますか。

私のはノートが黄福柵原にあったので同駅の駅ノートとして描きました。
…先述のように運転日でも全ての列車ココに来るワケではなく、下手
すると1時間以上空いたりする事になるんです。

20181119g.JPG 20181119h.JPG

とんがり屋根の駅舎レトロ木製のベンチコスモスが咲く花壇にある
駅名票などは実際のモノをモデルにしましたが、距離を詰めてあるので、
絵のように近くはありません。…こういうのが便利な所ですよ。

20181119i.JPG
…側線に留置してある古い客車は、
何かのアートなのかサイケなペイント
が為されておりました。再現が面倒
なので、絵では単なる青塗装で誤魔
化してます。

そんな感じで描いてる所を応援プロ
ジェクトの方
見つかりご挨拶して
色々と教えて頂きました
機会があればまた描きに来ますね。

20181119j.JPG
お昼休みを挟んで1時間半程度空くダイヤ
の所を選んで来た筈でしたが、やはり時間
掛かって次の列車に間に合わず無駄
リアル閉塞システムから、タブレット
取り出されてしまいました。

吉ヶ原歩いて戻る羽目になりましたが、
お天気もイイ苦にならない距離です。

という事で2度目公開運転日の見学
なった今回、駅ノートを3冊ホトフ駅長
猫ヨシヨシと、目的を全て達成出来た有意義
な1日でした。…ココはホントにお勧めです。

…では次回からは久し振り四国です。愛媛県にまだ残ってた離島
猫ヨシヨシ
のネタとして、瀬戸内海の睦月島へ行きました。

ソコから続けて駅ノート、そして鉄道保存施設のネタへと続きますので、
また適当にお楽しみに



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.4285 駅ノートの記録

片上鉄道保存会 2018 ③

2018/11/18(Sun)

20181118a.JPG
山陰本線居組駅までが兵庫県でソノ西
から鳥取県に入るようなんですが、やはり
県境小さな山脈になってるようで、居組駅
の西側
には何とも古色蒼然としたトンネル
が見えておりました。

…やってきた車両もキハ47だったので、
国鉄情緒あふれる写真が撮れてしまい
ましたクラ駅長です。

特にコノ辺は、末期塗装首都圏色なので
まだまだ絵になる風景が多いですね。

さて片上鉄道ですが、公開運転キハ303号に乗って黄福柵原へと
向かいます。…あちらにも駅ノートがあるんだそうな。

20181118c.JPG 20181118d.JPG

ホントに通標閉塞機から取り出したタブレットを運転士さんに渡し、
出発時の確認や喚呼現役の鉄道さながらの雰囲気で出発しました。
…何度見ても「なりきり具合い」感動してしまいます。

20181118b.JPG 20181118e.JPG

片上鉄道は元々、赤穂線備前片上から山陽本線和気を経てココ
までの鉄道であり、現在残ってるのは末端区間の2駅になるんですが、
廃線区間の一部はサイクリングロードとして整備されています。

途中駅だった天瀬苦木にも駅ノートがあると聞いておりますので、
いつか廃線跡探訪と一緒に探りに行こうと思うんですが大変そう?
 
黄福柵原まではユルい登りでほぼ一直線のんびりした風景の中を
昭和の気動車が走り、踏切では警手の方が遮断機を下ろして監視
する、鉄道の原風景のような所ですな。

20181118f.JPG 20181118g.JPG

数分の乗車終点の黄福柵原に至ります。前回に来た時は、時間の
都合で途中で引き返す列車(何でそんな中途半端なのが設定される
のか?)に乗ったので、ココで降りるのは実は初体験なんですよ。

現役時代は単に「柵原」という駅名で「黄福」後付けのようです。
吉ヶ原同タイプのデザインの駅舎は、コレまた最近になって新築
されたモノですが、概ね昔もこんな感じだったそうな。

20181118h.JPG 20181118i.JPG

新しい建物不釣り合いな、古めかしい信号機器掲示物が並んで
おりました。閉塞機は勿論、実際に作動します。恐らく日本で唯一だ。

発車時刻表廃止当時のモノでしょう。日に3往復ってのは如何にも
少ないですが実際はもっと多くて、恐らく大半の列車手前の吉ヶ原
止まりだったのだと思われます(充分に歩ける距離なので)。

ではココの駅ノートを描く事にしますが、事情が少し複雑なので、
行かれる方は次回の説明よく読んで注意して頂きたいと思います。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.4284 鉄道保存施設を探る

片上鉄道保存会 2018 ②

2018/11/17(Sat)

20181117a.JPG近所の松屋(牛丼店)セルフ方式
に変わりました。券売機食券
買うと、自動的にオーダーが伝わる
システムのやつです。

…ソレはイイのですが、私は牛丼
つゆ少な目が好きだし、大抵の場合
に於いて味噌汁が要りません

食券にも「そう言う場合は言いに来い」
と書いてあるんですが…

閑散時間帯空いてる場合、私が食券を買ってカウンターに至るに、
店員さん既に味噌汁をセットしてるケースが多くて困るクラ駅長です。

要らなきゃ断ればいいだけの話かも知れませんが、準備しちゃったモノ
に対しては言いにくいでしょ?…コレはもう、先にカウンターへ行って
「今から
通すやつ、味噌汁要りませんとか言うべきなんでしょうか?

てか何で味噌汁が標準装備なの?セルフにするなら代金は同じでイイ
から券売機に「要りません」キーも作って欲しい所ですよ。

さて片上鉄道です。無事に吉ヶ原駅2冊の駅ノートを描き終えました
ので、公開運転の列車に乗って隣の黄福柵原駅へ向かいます。

20181117b.JPG 20181117c.JPG

ぁ、話が少しズレますが当日は、津山とココを結ぶシャトルバス定期便
とは「まなびの鉄道館」まで直通する無料の便)に使われてる古い
車両
引退するのだとかで、ソノ記念式典もあったようです。

…何だかバスおたくみたいな人が多いと思ったらコレですか

1994年頃の車らしいのですが、バスってのは使用期間会社によって
マチマチであり、コノ程度の年式だと奈良では当たり前に走ってますから
ソレほど凄い事だとは思わなかったりして、ごめんなさい

20181117d.JPG 20181117e.JPG

ともあれ、試運転を終えて戻ってきた列車に乗せて頂きましょう
今日はキハ303号、わざわざサボを取り換えるのが心憎い演出ですね。

20181117f.JPG 20181117g.JPG

公開運転の列車10時から15時の間で、お昼休みを除いて概ね30分
に1往復します。全ての列車が黄福柵原まで行くとは限らず、途中の
閉塞区間の終点付近折り返して来るやつもあります。

前回に来た時は、時間の都合途中までの列車にしか乗れなかった
んですよ。だから列車で黄福柵原へ行くのも初めての事。

現役時代からあると思しき、手造り感溢れるヘッドマークですな。

20181117h.JPG 20181117i.JPG

車内にある解説書きによると、キハ303号昭和9年製で元は鉄道省
(地域不明)で走ってたようです。

ココでの同僚であるキハ702号(昭和11年製)同世代ではあります
が、正面は丸タイプでなく平面の4枚窓で、車内はロングシートなのね。

上の画像は到着後に撮ったので空いてますが、公開運転の列車
どれも満員のお客さんで賑わっておりました。

では短かい距離ですが、昭和の風情が残る列車旅に出発致しましょう。

→次回に続く



※コメント・感想は→こちらまでお願い致します。

No.4283 鉄道保存施設を探る